8:00 A.M.
今日の撮影場所は、芸術家たちの街・モンマルトル。
撮影スタッフはすでにスタンバイ開始。
11月上旬のパリは、日の出が7時45分頃。
まだ少し薄暗いうえ、この日は吐く息も白い真冬並みの寒さ!

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2008.11.25

今日の撮影場所は、芸術家たちの街・モンマルトル。
撮影スタッフはすでにスタンバイ開始。
11月上旬のパリは、日の出が7時45分頃。
まだ少し薄暗いうえ、この日は吐く息も白い真冬並みの寒さ!
江口さん、広末さんがメイクを完了し、現場に到着。
予定ではすぐに撮影開始!のはずが、モンマルトルの丘に建つサクレクール寺院がすっぽりと霧に包まれていて、しばらく“霧待ち”をすることに。
現地のフランス人スタッフが用意してくれた、朝食ケータリングのクロワッサンやバゲットをかじったり、コーヒーで暖を取りつつ・・・待つこと1時間が経過。
その間、広末さんは持参してきた画材で、サクレクール寺院をスケッチ。今回のドラマで画家・サチを演じる広末さん。ご自身も絵を描くことが趣味のひとつなんだそう。
霧が少し晴れてきたため、ようやくテスト撮影開始!
亮二とサチが、サクレクール寺院へ向かう階段を上がるシーン。
この時間帯になると、観光客の姿も増え、ギャラリーに立ち止まらないよう声をかける現地スタッフ。日本語からフランス語や英語へ、伝言ゲームのように指示が飛び交うのは、海外ロケならではの現場風景です。
![[写真]](../img/paris_photo_1_3.jpg)
次のシーンは、写真屋から出てきたサチが、店横の階段で待っている亮二のところへ向かい、出来上がったプリント写真を見て笑う(なぜ“笑う”のかはオンエアをお楽しみに!)という場面。
ロケ地になった“写真屋”は、モンマルトル丘の中腹にあるギャラリー『Galerie Chappe』。スタッフの手によって、写真屋の看板やポップが取り付けられていくなか、ここでちょっとしたアクシデントが発生。なんと、天気の都合で撮影が早く進み、撮影する約束の時間より早くなったため、ギャラリーのオーナーが不在?!
そこで今度は“オーナー待ち”で、またしても1時間が経過・・・。
一向にオーナーが現れないため、やむなく閉まった入口が見えないようテスト撮影を行っていると、何と店の扉が突然開いてオーナーが登場。え?いたんですか?!
オーナーの話によると「来ていたのは知ってたんだけど、ちゃんとお風呂に入ってから挨拶したかったんだよね」とのこと。時間を気にしないフランス人の洗礼を、見事に食らってしまいました。
その後、写真屋前のシーンも終了直前。
亮二が写真を見て笑うシーンで、監督の「カット!」の声がかかるかかからないかの瞬間に、“ガタン!”と物音を立て、念入りに取り付けたはずの写真屋の看板が落下!スタッフ一同から思わず笑いが起きます。何が起こったのか見えない場所にいる江口さんは、ハテナ?顔。監督から「う~ん、OK!カット!」の声がかかると「何?どうしたんですか?」と江口さん。スタッフが事情を説明すると、「僕の笑う演技が、どこかおかしかったのかと思っちゃいましたよ~」と失笑。寒さと戦う撮影の中、現場が一気に和んだ瞬間でした。
![[写真]](../img/paris_photo_1_5.jpg)
モンマルトルの丘の上での撮影。
ここはパリの街が一望できるうえ、サクレクール寺院を訪れる人も多く、普段は観光客であふれかえっている場所。ただ、この日は極寒だったせいか、いつもより人が少なく、絶好(?)の撮影日。今回のドラマのキーポイントともなる大事なシーンが控えているだけに、スタッフ一同、気合いが入ります。
パリの街を眺め、モンマルトルの夕日をあびながら、日本での再会を予感する亮二とサチ。
今回は、ワンシーンをあらゆる角度から押さえるという監督のこだわりで、カメラや照明の位置を少しずつ変えながら、何度も何度も同じシーンの撮影が行われます。夕方も近づき、小雨も降り始め、寒さが倍に感じられる丘の上で、江口さんは長い台詞でNGを出すこともなく、この場では考えられない薄着で感情たっぷりにサチを演じる広末さん。パリの美しい街並を背景に、2人の役者魂が心に響く、本当に素晴らしいシーンになりました。