8:00 A.M.
今回のパリロケ初の青空が出た晴天。
午前中はノートルダム寺院裏にある『トルネル橋』のたもと。亮二とサチが屋台のサンドウィッチを買って食べる、というシーン。
屋台はどこに・・・?と思っていると、この撮影期間中、スタッフの昼食を用意していたケータリング用ミニバスのサイド部分が突如、超合金のように上へ向かってオープン!中にはショーケースもキチンとあって、アッという間に、屋台に変身。裏方から一転、今朝はかわいいミニバスがちょっとした“舞台”です。
ミニバスが撮影準備をしている合間に、江口さんと広末さんの2人は目の前に見えるノートルダム寺院や風景を指差しながら、何やらパリの建築物について話し込んでいる様子。昨日の夜に行われた記者の囲み取材でも、口々に「パリは本当に、どこで撮っても絵になる場所。イマジネーションがものすごい湧いてきて、本当に良いスタートが切れました。」と、パリの雰囲気にすっかり魅了されていた2人。
サチが日本での日常から解放され、初めての海外旅行で本当の自分に戻って楽しむように、2人の演技からも、その楽しさが日々スタッフにも伝わってきます。その後、ノートルダム寺院をバックに、キャスト&スタッフ全員で記念撮影!
11:00 A.M.
本日2つ目のロケ地は、プラザ・アテネや、高級ブランド店が連なる『モンテーニュ通り』。
亮二が、アップにしていたサチの髪をほどいて「この方がサチらしい」というシーン。
パラリと髪が落ちる様子は、正面、横、斜め、右、左、下…と様々な角度から撮影され、その度にヘアメイクさんはサチの髪を何度もアップにし直します。その早業たるや、さすがプロ!の仕事ぶり。
2時間の撮影後、スタッフはランチタイム。
日本だと通常“ロケ弁当”なのですが、今回は総勢約40名にのぼるスタッフのお昼はケータリング会社にオーダー。ちなみに、そのメニューは、スープや煮込み、パテやパスタ、じゃがいものサラダ、チーズ、フルーツなどが並ぶビュッフェ形式で、まさにパリ!なお昼ご飯。パリに来ているとはいえ、撮影で観光などする時間のないスタッフにとって、現地の味を楽しめるひと時です。
2:00 P.M.
オペラ座界隈にある『ホテル・インターコンチネンタル』前にて、ストーリーの冒頭、出会ったばかりの亮二とサチが会話を交わすシーンの撮影。
今までのロケ地と違い、観光客の他にも買い物客、オフィスで働く人などが多く行き交うオペラ座界隈。日頃路上での映画撮影は見慣れているパリジャンたちも、大勢の日本人撮影クルーは珍しいらしく、ちょっと気になる様子です。「あの女の子、ジャン・レノと共演していた子よね?!」と盛り上がるパリジェンヌがいたり、「Il est beau!(彼、カッコいいわね!)」と口々に言うマダム、「Oh!ヒロスエ!エグチ!」と写真を撮りたがるアジア系観光客など、ギャラリーも何だか大賑わいに。
そんな中、“お嬢様状態”のサチに扮した広末さんは、今までのカジュアルなファッションから一転、黒のコートを身にまとって登場。今回の役柄について「本当のサチと、過去を捨てて他人の人生を生きるサチ。その感じ方や表情の違いをしっかりと見せていきたい」と語っていた広末さん。さっきまでの“パリを楽しむサチ”とは全く違う顔つきが印象的でした。
今回のパリロケについて「ドラマの始まりの舞台として、パリが理想的だったんです」と話してくれた重松プロデューサー。「日本だと、もっとセカセカ撮ってるんですけど、こっちだとフランス時間になってしまって(笑)。ゆったりした気持ちになれますね。この後、日本に帰ってからの撮影の方が長いので、これからの方が大変だとは思いますが、パリでは本当に、江口さんと広末さんがいい雰囲気を作ってくれて、最高のスタートが切れたと思います。」
明日のロケ最終日は、凱旋門から広がる『フォッシェ通り』や、雨で中止になった『ムフタール通り』、サンジェルマン・デ・プレのブティック店内での撮影や、ホテル室内での撮影を残すのみ。寒いなかで熱いスタッフに支えられた『トライアングル』パリの映像を、是非、お楽しみに!