
- 志摩野はサチの実の兄であった。
やり手の経営者であり、良くない噂もあった。日本を離れ、上海に戻ると話していた。 - 上海にて、サチらと買い物中に志摩野のカバンが盗まれたが郷田が取り返した。犯人は拳銃を所持していたが、志摩野の意向で通報はしなかった。
- 翌朝、志摩野の遺体がホテルの部屋で発見された。死因は服毒。争った形跡は無く、部屋の内鍵がかかっていたことから、地元警察の見解は自殺。
- 毒物は日本製。日本でしか手に入らないものだった。
- 事件の前日、ホテルのフロントに成田空港近くの公衆電話から、宿泊者の部屋番号を確認する電話があった。事件のあった部屋には郷田が泊まるはずだったため、身代わりとして志摩野が殺害された可能性がある。
- 志摩野の会社は資金繰りが悪化し、詐欺罪で訴えられてもいた。サチを画家としてバックアップし続けるのは困難な状況だったようだ。
- 事件当日、黒木信造は本部での会合を直前で欠席していた。警察上層部の会食に呼ばれたためであるらしい。
- 上海行き搭乗者名簿を調べたところ、『マルヤマ ケイタ』の名前があった。丸山は当日パチンコをしておりアリバイは無い。同姓同名や偽造パスポートを使われたなどの可能性がある。
- 葛城均の愛人と目される人物のマンションから、殺害時に使われたものと同じ毒物が発見された。


