サチ(広末涼子)の兄であることを告白した志摩野(堺雅人)、25年前の事件の何かを知っているらしいという秋本(佐々木蔵之介)。2人に話を聞くため、亮二(江口洋介)は上海に向かう。一方、サチも突然現れた兄に戸惑いながらも、志摩野に会おうと上海へ発つ。
上海で亮二を迎えた秋本は、現地での志摩野の評判を話す。土地開発事業でやり手として名を馳せているが、その強引な手口に悪い噂が絶えないという。
サチも同席する中、亮二と秋本に身の上を語り出す志摩野。志摩野の母は、父の仕事の関係で移り住んだ上海で精神不安定な状態に陥り、父が病死すると、生後間もないサチを抱いて日本に帰った。上海に置き去りにされた志摩野は不動産業を営む夫婦に引き取られ、後に母が大阪にいることを知ったが、母はすでにサチを捨て、志摩野のことも忘れていた。
志摩野は、佐智絵殺しに清子(風吹ジュン)と新藤(宅麻伸)が関与しているものと思い、酷い真相をサチが知るのを恐れたという。「僕の妹だから、傷つけたくなかった」。しかしサチは「今さら、兄妹なんて…」と兄を素直に受け入れることができない。
