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コラム

デスゲームで待ってる
2024.12.26(木)
「激盛りわさび」で死者が出た企画、犯人は「妬みで暴走した放送作家」だった
放送作家から“デスゲーム作家”に転身した戸村(日向亘)と、戸村と同じ配信番組会社で働く秋澤(梅澤美波)は、暴露配信番組を制作し、2人の共通の因縁の相手である番組プロデューサー・呉(前川泰之)を出演させ、見事、呉を「社会的抹消」に追い込んだ。
デスゲームで待ってる
戸村と秋澤がずっと計画してきた復讐がようやく成功。歓喜のムードに満ちた配信番組会社「ファンタジア」だったが…。

そんな中、戸村の元にADキヨシ(辻岡甚佐)から“ワサビ事件”について気がかりな点が見つかったと連絡が。
日向亘
“ワサビ事件”とは、戸村がテレビ業界から追放され、放送作家からデスゲーム作家に転身するきっかけとなった番組企画。

番組の会議で「ワサビをビルのように高く積んだ寿司を食べる“わさビル”」という企画を持ち込んだ戸村。しかし、呉や、実力のない大御所作家など悪質なテレビ業界の先輩たちによって、企画内容は「寿司を抜いた、ワサビのみのタワーを作り、食べた分だけ賞金が出る」という悪趣味な内容に変えられた。
デスゲームで待ってる
収録当日、成人男性で600gというワサビの致死量を知っていた戸村とADキヨシは、挑戦者が致死量のワサビを食べないよう、事前に大豆粉を混ぜた安全なわさびを用意していたにもかかわらず、挑戦者は死亡。
呉は元の企画の考案者である戸村に全責任を押し付け、戸村の個人情報はあっという間にネットで晒され大炎上する事態となったのだ。
日向亘 前川泰之
戸村を呼び出したキヨシは「当日の収録素材を見返していたら、戸村の先輩放送作家の松尾(森永悠希)が現場からわさびを下げる姿を発見した」と話す。
デスゲームで待ってる
そしてキヨシは“松尾が持っている大量のワサビは、トレーに取っ手がついていないから僕たちが用意した安全なワサビではない”と指摘。
デスゲームで待ってる
戸村とキヨシは、なぜ松尾がそんなことするのか心当たりがない様子。

さらに松尾は慕っていた大御所作家の疋川(田口浩正)が、戸村のデスゲームの餌食となり失踪したことから、おこぼれの仕事ももらえず、ギャンブルに手を出し行方不明に…。
しかし、その後、明かされる松尾の過去から「突如現れた後輩作家・戸村ばかりが評価されることを妬み、故意にわさびをすり替え、戸村に責任を押し付けた」と判明。

戸村がデスゲーム作家に転身したこと、「ファンタジア」のメンバーの情報も調べ上げた松尾は戸村に「デスゲームの招待状」を送る。
森永悠希
デスゲームに招待する側の戸村に届いたまさかの「デスゲーム」の招待状…。
日向亘
黒幕は人当たりの良さそうな松尾と判明した第9話。次週、放送作家2人が繰り広げるデスゲームはどんなものなのか、期待とハラハラが止まりません…。