生年月日：1995年1月3日
年齢：29歳
出身地：愛知県
身長：182cm
言語：日本語・中国語

大学進学を機に、台湾へ移住し、2018年に台湾の芸能事務所の研修生となり、語学・芝居・音楽を学び、2021年放送の「We Best Love 永遠の1位」「We Best Love 2位の反撃」にて、ジョウ・シューイー（周書逸）役を務め、初主演でドラマデビュー。同作の挿入歌も担当し、ミュージシャンとしても活動している。2021年8月から日本での活動も開始。
2022年8月5日初の日本楽曲「心鏡」をリリースし、その後、ドラマ『祈りのカルテ』（NTV)、『何曜日に生まれたの』（ABCテレビ）、映画『みーんな、宇宙人。』などさまざまな作品に出演。
2023年2月には韓国で、2024年11月にはタイで初のファンミーティングを開催するなど、グローバルに活動中。

私は芸能事務所のマネージャー。
担当していたモデルのYUが突然、音信不通に！
すると、YUにそっくりな台湾の留学生、ヤンさんを発見！
YUが見つかるまでの間、ヤンさんにYUの代わりを演じてもらうことに。
でも、初の全国ネット番組で、想定と違うことを聞かれ、大ピンチに…

土曜はナニ食う！？のスタジオでは、ヤンが窮地に追い込まれている。
「さあ！人気モデルのYUさん！もうすぐクリスマスですけど、おすすめのクリスマスデートプラン、なんかあったりするんでしょうか？」
MCの海里さんが話を振ると、ヤンが答える。
「1人でカレーを食べてます」

「え…初めての番組出演で緊張されてるのかな？おすすめのデートプランですよ？」
嚙み合わない答えに海里さんは戸惑いながら、再度ヤンに話を振り直す。

「えーっと…イルミネーションを見に行きます。家でまったり過ごすのもいいですが、イルミネーションの方が手を繋いだりできるので」
なんと、詰まりながらもヤンはなんとか持ち直し、話を続けた！

「なるほど～！寒いとか言って手繋いじゃったりするわけですね？YUくん、意外とテクニシャンですね～！」
スタジオは一気に笑いに包まれた。ディレクターも満足そうに笑っている。
ホッとした表情のヤンの目線の先には…カンペを持った私。
そう、私が全てのセリフを書いて、ヤンに出していたのだ。

事なきを得た私とヤンは控室に戻っていた。
ヤンが収録を振り返りながら言う。
「とても焦りました。あのMC、台本通りじゃなかったです」
私はそんなヤンを労うように「よく乗り切ってくれましたね」と声をかけた。

と同時に、私はYUの名前をSNSでエゴサしていた。
すると、そこには「かっこいい」「かわいい」など好評な書き込みの嵐！
「おかげでネットではすごく高評価ですよ！ほら見てください！」
私ははしゃぎながらスマホの画面をヤンに見せようとする。
しかし、ヤンが疲れのあまり、そのまま寝てしまい、私の肩に寄りかかってきた…

「あ…寝ちゃった…慣れないことしてもらったもんね」
私がヤンに肩を貸したままでいると、なんとADが突然楽屋のドアを開け入ってきた！
「すみません、ピンマイク回収…あ、し、失礼しました…！」
気まずそうにすぐ部屋を出ていくAD。
「今の…絶対勘違いされたよね…？」と私も気まずい気分に…。

ヤンの運転する車に乗っての帰り道。
私はYUに電話をかけるも、やはりまた繋がらない。
「まだ本物のYUさんとは繋がらないですか？」
ヤンが尋ねると、私は力なくうなずく。
「はい…申し訳ないんですけど…もうしばらくYUの代わりをやってくれますか？」
私がヤンに恐る恐る聞くと、
「いいですよ！日本語の勉強にもなるし、僕も楽しかったですから」とヤンは快諾してくれた。
「ありがとうございます！」と私は安心したようにお礼を伝える。

「そうと決まれば、今後の作戦を考えないとね…」と帰り道を歩きながら考え出す私。
すると、後ろから男性が話しかけてきた。
「あの…すみません！」
振り返ると男性は一眼カメラを持っている。
「私、こういう者でございまして」
出された名刺を見ると、そこには有名週刊誌の名前が！
私は一気に心配になる。

「突然ですが…あなた本当にYUさんですか？今朝の放送を見て、なんか違和感がありまして！」
週刊誌記者の男性は単刀直入にヤンに質問をぶつけてきた。
「あ、え、えーっと…」
ヤンは困ったように言葉に詰まっている…！

ダメ、今しゃべったらバレちゃう！

次回、私とヤンに再びのピンチ！そこに現れたのはまさかの…？

MCから聞かれた「おすすめのデートプラン」
返したアンサーは？

（3）イルミネーションを見に行く