1月25日(土)
今回の出演者
阿佐辰美
生年月日:2000年8月27日
身長:178cm
出身地:大阪府
趣味:映画鑑賞・スノボー
特技:殺陣・腹踊り
毎週月曜よる10時から放送中のドラマ『秘密~THE TOP SECRET~』(カンテレ・フジテレビ系)に小池穂高役で出演。
身長:178cm
出身地:大阪府
趣味:映画鑑賞・スノボー
特技:殺陣・腹踊り
毎週月曜よる10時から放送中のドラマ『秘密~THE TOP SECRET~』(カンテレ・フジテレビ系)に小池穂高役で出演。
ストーリー
私が出会ったのは、水墨画を描いているという阿佐辰美さん。
連絡先を交換することになったんだけど…なんと彼はスマホを持っていなかった!!
私の家の前で連絡先を交換している阿佐さんと私。
「どうしてスマホを持ってないんですか?」と私は阿佐さんにストレートに尋ねる。
「昔から家のしきたりで持つことができなくて…だからこれ、家の電話番号です!」
そう答えると、阿佐さんは紙に筆で書いた電話番号を私に渡した。
「ちなみに、今度の土曜日の12時って空いてますか?」と阿佐さんが続ける。
「えーっと…たぶん空いてると思います」と私が答えると、
「良かった!じゃあそこでご飯行きましょう!12時に中央公園の入口で待ち合わせで!」
こうして、私たちはなんとか食事に行く約束ができたのだけど…。
土曜日の12時。
私は公園の入口で阿佐さんを待っている。
「阿佐さん遅いなぁ…」時計をみると、すでに時刻は12時20分を過ぎている。
電話してみるか…と私がスマホで電話をかけると、電話からは女性の声が聞こえてきた。
「もしもし、阿佐です」
どうやら電話口の声の主は、阿佐さんのお母さんらしい。
—そっか、実家だからお母さんが出るのか…なんか緊張する…
と私は緊張しながら「あ…えっと…辰美さんいますか?」と尋ねる。
すると「辰美なら午前中から出かけてますけど?」と返答が。
どうやら家を出ていることは確かのようだ。
「そうでしたか、ありがとうございます」と私は電話を切ったが、時刻はもう12時50分を指していた。
「もういい!映画でも観に行こ!」と怒った私はその場を立ち去ってしまった。
「はぁ!面白かったぁ!」と公園の近くまで戻ってくると、前から若い女性がスマホで誰かと会話している。
「ねえ、いまどこいるの?南口?逆行ってたわ~」
それを聞いた私は、ハッとする。
—え、南口…?
そう、私が最初に待っていたのは、なんと北口だったのだ!
すると、公園の反対側から阿佐さんが走ってきた。
私を見つけると、阿佐さんは笑顔で私に手を振っている。
阿佐さんの車に乗り込んだ私たち。阿佐さんが申し訳なさそうに言う。
「あそこの公園、入口ふたつあったんですね…」
私は集合時間から4時間を過ぎた今の時刻を見ながら、申し訳なさそうに阿佐さんに訊く。
「ずっと待っててくれたんですか…?」
「ええ、スマホ持ってないから信じて待つしかなくて…」
スマホがないだけで、待ち合わせもここまで大変なのだ。
「4時間も待たせるなんて、ほんとすみません…」と私は謝ると、
「いえいえ、僕が悪いので気にしないでください」と優しく返してくれる阿佐さん。
「にしてもご飯食べるのも微妙な時間だな…ちょっと遠出しちゃっていいですか?」
阿佐さんはそう言うと、車をある場所に向けて走らせた…。
向かったのは郊外のイルミネーションスポット。
一面のイルミネーションが幻想的に夜を照らしている。
「うわ~イルミネーション、キレイ~!写真撮っちゃお!」
と私は、スマホでイルミネーションの写真を撮っている。
「クマちゃんかわいい!待ち受けにしちゃおうかな~」
私はクマのモニュメントがお気に入りのようだ。
一方の阿佐さんは、そんな私を横目にメモ帳と鉛筆を取り出して何かを描いている。
書き終わった阿佐さんはそのメモ帳を私に渡してくれた。
「はい、写真の代わりに僕なりのプレゼント」
阿佐さんから渡されたメモ帳を見てみると、そこにはイルミネーションとあのクマのモニュメントが描かれた鉛筆画が。
絵の下には「信じて待つべし」と書いてある。
「うわ~クマちゃんだ!しかもメッセージまで書いてある!大事にします!ありがとう!」
私の喜ぶ姿を見た阿佐さんは嬉しそうに優しく笑っていた。
次回、スマホなしの「スマ恋」お屋敷デート編!
連絡先を交換することになったんだけど…なんと彼はスマホを持っていなかった!!
私の家の前で連絡先を交換している阿佐さんと私。
「どうしてスマホを持ってないんですか?」と私は阿佐さんにストレートに尋ねる。
「昔から家のしきたりで持つことができなくて…だからこれ、家の電話番号です!」
そう答えると、阿佐さんは紙に筆で書いた電話番号を私に渡した。
「ちなみに、今度の土曜日の12時って空いてますか?」と阿佐さんが続ける。
「えーっと…たぶん空いてると思います」と私が答えると、
「良かった!じゃあそこでご飯行きましょう!12時に中央公園の入口で待ち合わせで!」
こうして、私たちはなんとか食事に行く約束ができたのだけど…。
土曜日の12時。
私は公園の入口で阿佐さんを待っている。
「阿佐さん遅いなぁ…」時計をみると、すでに時刻は12時20分を過ぎている。
電話してみるか…と私がスマホで電話をかけると、電話からは女性の声が聞こえてきた。
「もしもし、阿佐です」
どうやら電話口の声の主は、阿佐さんのお母さんらしい。
—そっか、実家だからお母さんが出るのか…なんか緊張する…
と私は緊張しながら「あ…えっと…辰美さんいますか?」と尋ねる。
すると「辰美なら午前中から出かけてますけど?」と返答が。
どうやら家を出ていることは確かのようだ。
「そうでしたか、ありがとうございます」と私は電話を切ったが、時刻はもう12時50分を指していた。
「もういい!映画でも観に行こ!」と怒った私はその場を立ち去ってしまった。
「はぁ!面白かったぁ!」と公園の近くまで戻ってくると、前から若い女性がスマホで誰かと会話している。
「ねえ、いまどこいるの?南口?逆行ってたわ~」
それを聞いた私は、ハッとする。
—え、南口…?
そう、私が最初に待っていたのは、なんと北口だったのだ!
すると、公園の反対側から阿佐さんが走ってきた。
私を見つけると、阿佐さんは笑顔で私に手を振っている。
阿佐さんの車に乗り込んだ私たち。阿佐さんが申し訳なさそうに言う。
「あそこの公園、入口ふたつあったんですね…」
私は集合時間から4時間を過ぎた今の時刻を見ながら、申し訳なさそうに阿佐さんに訊く。
「ずっと待っててくれたんですか…?」
「ええ、スマホ持ってないから信じて待つしかなくて…」
スマホがないだけで、待ち合わせもここまで大変なのだ。
「4時間も待たせるなんて、ほんとすみません…」と私は謝ると、
「いえいえ、僕が悪いので気にしないでください」と優しく返してくれる阿佐さん。
「にしてもご飯食べるのも微妙な時間だな…ちょっと遠出しちゃっていいですか?」
阿佐さんはそう言うと、車をある場所に向けて走らせた…。
向かったのは郊外のイルミネーションスポット。
一面のイルミネーションが幻想的に夜を照らしている。
「うわ~イルミネーション、キレイ~!写真撮っちゃお!」
と私は、スマホでイルミネーションの写真を撮っている。
「クマちゃんかわいい!待ち受けにしちゃおうかな~」
私はクマのモニュメントがお気に入りのようだ。
一方の阿佐さんは、そんな私を横目にメモ帳と鉛筆を取り出して何かを描いている。
書き終わった阿佐さんはそのメモ帳を私に渡してくれた。
「はい、写真の代わりに僕なりのプレゼント」
阿佐さんから渡されたメモ帳を見てみると、そこにはイルミネーションとあのクマのモニュメントが描かれた鉛筆画が。
絵の下には「信じて待つべし」と書いてある。
「うわ~クマちゃんだ!しかもメッセージまで書いてある!大事にします!ありがとう!」
私の喜ぶ姿を見た阿佐さんは嬉しそうに優しく笑っていた。
次回、スマホなしの「スマ恋」お屋敷デート編!
先週のクイズと答え
水墨画家・阿佐と初めて行ったデート場所は?
(2)イルミネーションスポット