アジアン・アカデミー・クリエイティブ・アワード2024
newsランナー企画『全盲の娘に描く絵』が
ショートフォーム部門で最優秀賞

2024年12月4日(水)

入道楓ディレクター
授賞式で入道楓ディレクター
アジア・太平洋地域の16の国と地域の映像コンテンツの中から優れた作品を表彰する「アジアン・アカデミー・クリエイティブ・アワード(AAA)2024」の授賞式が12月3日にシンガポールで開催され、当社のニュース番組「newsランナー」で放送した『全盲の娘に描く絵』が、ショートフォーム部門(Non Scripted)で最優秀賞を受賞しました。授賞式での候補作品紹介では、「ベテラン審査員の心に響き、ある審査員は『泣きました』と述べた」と紹介されました。

【ショートフォーム(Non Scripted)部門 最優秀賞】『全盲の娘に描く絵』

放送・番組
2024年6月3日(月) 「newsランナー」
ディレクター
入道楓
カメラ
本郷毅
編集
宮村泰弘
日本語ナレーション
企画プロデューサー
松田智
英字版プロデューサー
端崎優子
内容
「真っ暗だ…何も見えない…」小原佳純ちゃんは1歳4か月のとき、網膜芽細胞腫という小児がんを発症。抗がん剤治療を行いましたが、3歳のとき、両目を失いました。佳純ちゃんの母・絢子さんは、佳純ちゃんの闘病生活や家族の思いを絵に描き、絵本
を作成。全盲となった佳純ちゃんを支える家族の絆を追いました。
視聴はこちらから⇒https://www.youtube.com/watch?v=K20f2C573IY
【ショートフォーム(Non Scripted)部門 最優秀賞】『全盲の娘に描く絵』
【ショートフォーム(Non Scripted)部門 最優秀賞】『全盲の娘に描く絵』
報道情報局報道センター・入道楓ディレクターのコメント
【ショートフォーム(Non Scripted)部門 最優秀賞】『全盲の娘に描く絵』
このような賞を頂戴し誠に光栄に思います。
視力を失うことは大変悲しく、乗り越えることが難しいことです。しかし、好奇心旺盛な佳純ちゃんは、その難しさを感じさせないくらいの元気の持ち主です。その元気さは、家族の支えと絆から生まれるものであると感じています。本作を通じて、網膜芽細胞腫の周知、また、小児がんの早期発見に繋がることを強く願います。
今回の当社のその他ノミネート作品
ニュースリポート部門:『~走ることは生きること~』
撮影(Non fiction)部門:『ザ・ドキュメントThe indigo BUAISOUのつくるいろ』樋口耕平
アジアン・アカデミー・クリエイティブ・アワード(AAA)
アジア・太平洋の優れたコンテンツを世界に発信することを目的に2018年に設立。今年はテレビ、映画、デジタル、配信及び新テクノロジーの分野において16の国と地域からの作品が41のカテゴリーにわたって表彰された。
同賞での関西テレビの受賞
2020年:ショートフォーム部門・最優秀賞 『8K/HDR 「Three Trees」』