カンテレTIMES

「リスク回避」を繰り返す男から…大変化!衝動的に会社を抜け出し好きな人に会いに行く!

2025/03/14

漫画雑誌「コミックブーン」編集部を舞台に、恋愛・仕事を通して、孤独から一歩踏みだす若者たちを描いたドラマ「末恋~かくれぼっちたち~」。
主人公の高坂健斗(伊藤健太郎)は、「コミックブーン」編集部で“ミスターリスク回避”と呼ばれる敏腕編集者。

そんな彼は、自分の心情にも“リスク回避”を繰り返す毎日。というのも、彼の本当の夢は小説家。しかし、小説家の夢を諦めた彼は失敗を恐れ「好きじゃないことを仕事に選んだ方が上手くいく」と編集者の道を選んだ。

それでも彼はまだ小説家への夢をどこか諦められていない様子で、自分の本当に気持ちに蓋をし、言い訳を繰り返す日々。
しかし、コミックブーンの売れっ子漫画家で、健斗の元カノ(?)である深田ゆず(弓木奈於・乃木坂46)や、かつて一緒に小説家を目指し、現在は編集部の同僚であるみなみ(愛希れいか)の、まっすぐ「自分の好きなこと」に向かって突き進む姿に影響を受け、徐々に心情に変化が現れる。

れいかと共に、コミックブーン期待の新人漫画家・本島りん(外原寧々)のデビュー作の担当になった健斗。しかし、そのデビュー作を読んだ健斗は激怒。デビュー作の連載が発表される役員会で、上層部たちを前に「新連載を白紙に戻させてください」と、とんでもないリスクを背負う発言!

本島りんのデビュー作を読んだ健斗は、小説は売れるが、周りの期待に答えるためだけの内容で“本島りんの描きたいもの”が入っていない、そんな作品を世に出すことは、作家にとっての未来が「危険」と判断。

少し前までは「好きじゃないことを仕事に選んだ方が上手くいく」と話していた健斗が「デビュー作は自分のために描くべきだと思う」と、リスクを背負ってでも「“好き”を貫くことの大切さ」を語る、心情の変化が現れた瞬間だった。

好きなことを求めることの大切さに気づいた心情は、仕事以外にも現れ…。

仕事の合間に光学館の漫画雑誌で連載を開始したゆずの生配信をチェックする健斗。

話す彼女の一人称が“ゆず”になっていることに気づいた健斗は仕事中に会社を飛び出し、ゆずの元へ走って向かう。

孤独を感じると一人称が“ゆず”になる癖に気づいていた健斗は配信を見て心配し、ゆずの元へ駆けつけた。

そして、仕事の楽しさに気づけたのはゆずのおかげだと感謝を伝え「もう一度やり直したい」と伝えると、ゆずも喜びを隠しきれない様子で、見事復縁!

そんな良いムードの中、ゆずは社員証をぶら下げ手ぶらの健斗に異変を感じ指摘。そこで、衝動的に会社を飛び出してきてしまったことに気づいた健斗。
“ミスターリスク回避”が、“好き”を求めて仕事をもほっぽり出して行動するとは…!

好きなことを追い求めて未来に向かう彼らの姿に、明るく前向きになれるクライマックスでした。


■「未恋」〜かくれぼっちたち〜■

公式HP:https://www.ktv.jp/miren/

FOD:https://fod.fujitv.co.jp/title/00tw?waad=DFLh0XT0