永野、再ブレイク後「6回くらい大きく怒られた」“出世番組”で最近のキレ味を猛省「もう1回本気でやる」
2025/03/30
3月30日午後放送のカンテレ『マルコポロリ!』に、同番組での激闘を経て再ブレイクを果たした永野さんが登場。売れに売れまくった2024年度を振り返るとともに、「思ってた世界ではなかった」と、想像とはかけ離れた日々を過ごしていることをぶっちゃけました。
今回の番組は「名場面ズラリ!年度末の大決算
マルコポロリ慰労会」と題し、1年間の名場面を一挙大放出する特別編。MCの東野幸治さんを筆頭に、レギュラー席にほんこんさんとメッセンジャーあいはらさんが陣取る中、東野さんの隣にはしれっと永野さんの姿が。
東野さんは開口一番、「さぁ時は2039年、明日テレビが終わります。テレビ最後の日です!」と、広いスタジオにオジサン4人しかいない様子を表現した上で、隣の永野さんに関して、「もう本人が勝手に『ミスターマルコポロリ』だと…」と困惑混じり。
それに対して永野さんは「そうですね、これはもう」と落ち着き払った表情でしたが、東野さんは「こんなことないですよ!吉本が制作してる吉本芸人の番組で、急に東京から他事務所の芸人が来て、勝手にマルコポロリを自分の庭のように(笑)。珍しいですよ」と語り、長いテレビ史の中でも“珍現象”の一つだと指摘しました。
一方で、番組での永野さんの大活躍にはMCとして感謝しきりで、「永野くんの成功例というか、これがきっかけでスタッフも『東京から他事務所の人も呼んでいったら何か化学反応があるんじゃないか』っていうことで、今につながってるわけですから」と番組への貢献度の高さを強調。
「この1年間売れまくったじゃない?売れて良かったこと悪かったこと、色々あると思うけども、どうなんですか?」と水を向けたところ、永野さんは「いや~、まぁもちろん仕事が増えたことは良かったんですけど、なんか思ってた世界ではなかったって感じですね」と言葉を選びつつ語り、現状について“コレじゃない感”が否めないと明かしました。
東野さんが「売れたらもっとチヤホヤされたりギャラが上がったりとか、楽しい思いがいっぱいできるんかなと思ったら、そうじゃなかった?」と確認すると、永野さんは深々と頷き「そうじゃなかったですね。僕が出方を間違えたというか。噛みついて、ワ~!とか言って出たんで。そうやってワ~って出た後、ゆっくり(方向性を)スライドしていくタレントのことすら悪く言ってたんですよ。もうずっと毒を吐き続けて死ぬ以外の道を、最初のほうで閉ざしちゃったんです」と、八方ふさがりな現在地について報告しました。
しかし、そんな永野さんが年上も年下もお構いなしにぶった切ってきた『マルコポロリ!』での激闘の歴史をプレイバックしていると、終盤から永野さんは顔をしかめ、「なんかコレ(最近の出演シーン)よくないですね。すいません、見てて気づきました」と突然謝罪。
この一言だけで、東野さんは永野さんの言わんとしていることが分かったようで、「でしょ?やっぱり最初のほうの、何かキャッキャしてるほうが面白いよね、思いっきりバット振っていったらええ番組やから」と、彼の良さである粗削りなキャラが、再ブレイクと共に丸くなっていかないようMCとしてアドバイス。
「いやぁ去年、大きく6回ぐらい怒られたんで…」と、活躍の場が広がった一方、先々で注意を受けて安全運転になっている自分に気づいたと語り、「怒られますけど、もう1回やりましょう!本気でやります!」と“自分の庭”で決意を新たにした永野さんだったのでした。
(関西テレビ3月30日(日)13時59分から放送『マルコポロリ!』より)
【TVer】 https://tver.jp/series/srzhkrugjq
【番組公式HP】 https://www.ktv.jp/marco/