日本のテレビ局初 カンテレが生成AIを活用し連続ショートドラマを制作
2025/01/08
関西テレビ放送(以下、カンテレ)は、株式会社オルタスジャパン(本社・東京)と共同で、生成AIを活用したコンテンツ『八雲とセツの怪談事件簿』を制作しました。カンテレの新人アナウンサー(秦 令欧奈&田中友梨奈)が主人公を演じる様子をカメラで撮影し、その映像を生成AI技術でキャラクター化。生成AIで作った背景画像を、さらにスタッフが加工し、動画と合成しました。脚本、演出、撮影、編集など基本的な制作の工程は、これまでと同様に各分野のクリエイターが担当しつつ、サポート役として生成AIを活用しました。人間の創造力に生成AIを掛け合わせることでさらにパワーアップさせ、独自の作品が完成しました。このような試みは、日本のテレビ局としては初めてです。
『八雲とセツの怪談事件簿』は、主人公の八雲とセツが様々な難問・奇問に遭遇し、力を合わせてその謎を解き明かすショートミステリーで、全10話を予定しています。
(AIで加工した新人アナと背景の合成)
<代表取締役社長・大多亮のコメント>
『当社はこのプロジェクトを、生成AIを活用した番組制作の第一歩、映像制作の未来を切り開くミッションとして位置づけています。ここで得られた知見を、クリエイティブ現場に対する新たなサポート手段に繋げ、放送にも活かしていきたいと考えています。』
(撮影の様子)
<秦 令欧奈アナウンサーのコメント>
<田中友梨奈アナウンサーのコメント>
<スタッフ>
【監督・脚本】 博文1+0
【TD】 栗山和久(カンテレ)
【カメラ】 藤松智哉(カンテレ) 渡邊真也(カンテレ)
【音声】 赤澤和伸(カンテレ)
【照明】 金子宗央(カンテレ)
【音楽監督】 吉川清之
【作詞】 パドラマドラ
【VE・編集】 伊藤格
【アートディレクター】 浦野康介
【編集】 近藤貴弓(NHKテクノロジーズ) 寺延翼(NHKテクノロジーズ)
【美術プロデューサー】 中澤健吾(カンテレ) 岡﨑忠司(カンテレ)
【小道具】 高津商会
【衣装】 東京衣裳
【メイク】 パウダー
【プロデューサー】 栗山和久(カンテレ) 橋本賢史(カンテレ)
戸田有司(オルタスジャパン) 西大知郎(オルタスジャパン)
【制作】 カンテレ オルタスジャパン