8月2日(金)

清の「言いたい放題」

「未来に語り継ぎたい名馬BEST10」という企画が2015年についで久し振りに行なわれ、その集計が送られてきた。
その時に投票したかどうかさえ、早や忘れていた。しかし、投票していた。
その時のコピーが添えらえていた。
「へぇ~」と思いながら見ていた。
結論から言うと、そんなに大きな変化はない。
2015年は順不同だが、1.シンザン、2.ディープインパクト、3.オルフェーヴル、4.オグリキャップ、5.テンポイント、6.ヒカルイマイ、7.マルゼンスキー、8.ハイセイコー、9.タケシバオー、10.テスコガビー、と書いていた。
順位をつけるのは難しいのだが、選んだ馬はそんなに変わっていないのに気づかされた。
今回、選んだのは1.シンザンだった。
この馬は自分の競馬の教科書であり、この先、又、こういう企画があったとしても1番だ。あとは思いつくままに2.オグリキャップ、3.テンポイント、4.ハイセイコー、5.ミスターシービー、6.デアリングタクト、7.グリーングラス、8.キーストン、9.テスコガビー、そして、10.やっぱりディープインパクトはということ。あと、追加するならウイニングチケット、マヤノトップガン、ナリタブライアン、次から次へと出てきて終わりがない(苦笑)。ただ、今回、どうしても入れたかったのはデアリングタクトだった。単に牝馬三冠という理由からではない。
ジャパンカップでアーモンドアイが2度勝っているが2度目に勝った2020年の方、着順はその時の3着だったが、3着なのに、と思われるだろうが、その3着がなんとも貴重でよく来た!と感動したのを思い出したから。2着コントレイル、そして3着…。
直線で馬群に入って苦しんでいたが坂の直前から歯を喰いしばって馬群をさばき3着したのだ。この3着が値打ちで2着牡馬三冠のコントレイル、3着牝馬三冠のデアリングタクト。
この3着によってこの年のジャパンカップを価値あるものとした、と当時感動したのを覚えていて、それを思い出したからだった。
未来に語り継ぎたい名馬と簡単に企画するが、人それぞれによって異なる。
それで良いのではないか。
ただ、それに投票しようとして、大雑把ではあっても、過去の資料を広げたりもする。
それを機に、いろんなことを勉強するようになる。それが大切なこと。又、10年先に同じようなことが行なわれるだろうが、その時のためにも、否、その時はもう投票できないだろう。
残念ながら年齢が許さない。
今回はいい機会だった。
折に触れ思い出すのは大切なことだ。