8月9日(金)
清の「言いたい放題」
酷暑対策の2週も無事終了して平常に戻る競馬。この間、売り上げも順当に伸び、入場人員も減ることなく、好評だったようだ。
ひと安心!
フランスでの2024パリオリンピックも終盤に入り、盛り上がりも最高。
オリンピックと言えば、特に思い出の強いオリンピックがある。1964年(昭和39年)の東京オリンピックだ。シンザンがセントライトについで日本で2頭目の三冠馬になった年。
アナウンサーとして採用されてから3年目だった。
まだまだ新人の域を出ず、オンエア―ではなく雑用だった。それでも人数は必要とされた。所謂、雑用係。
系列局のフジテレビに出社し、日比谷にあった共同通信社へ。刻々と入ってくる資料の運搬係だった。今と違って当時はまだまだ“紙”時代。それを持って帰り、スタジオの片隅で種目別、国別に整理、責任者に渡すのが役目。世界各国からの選手、初めての選手もいて、陸上の年鑑を見て間違いがないか等も調べたりもした。
全国放送でもあり、間違っていたりしたら“スミマセン!”では通らない。
メッチャ、神経を使った。華やかに表に出ているアナウンサーのバックに、どれだけの人間がバックアップしているか、知ってもらいたい。
そういう地味な仕事をして表に出ていくのだ。野球で3年、競馬で5年と言われた時代。オリンピックで喋るなんて、関西のアナウンサーにとっては夢の又、夢だ。
オリンピックのお陰?で、東海道新幹線が開通。早々の新幹線で4時間ちょっとかかったかナ?もう忘れてしまったが。選ばれて意気揚々と張りきって上京、たまらない気分だった。
一度、休みをもらい、国立競技場へ棒高跳びを見に行ったことが。
アメリカのハンセン選手と相手(?)の一騎打ちとなり、試合が延びて夜に入りスタンドで暖をとりながら最後まで見たことが今となってはいい経験。結局、ハンセン選手が勝ったのだが、若い時の貴重な経験が、自分でぬけぬけと言うのも変だが、人を育てることになると今になって思う。
今回のパリにしても、夫々が貴重な経験をして確実に大きくなっている、と確信。
4年先にはエースとして国を代表して堂々と実況していることだろう。
3年前の東京オリンピックまで、2025年の関西万博まで、次のオリンピックまで…と、今では人生のひとつの区切りとなっている。
その頃、競馬はどうなっているのだろう。日本から凱旋門賞馬が誕生しているのか。
最後に競馬に戻るようになるとは、当時、考えもしなかった。
“今週の夢の一頭”は、関屋記念の木村・C.ルメールコンビのプレサージュリフトだ。
ひと安心!
フランスでの2024パリオリンピックも終盤に入り、盛り上がりも最高。
オリンピックと言えば、特に思い出の強いオリンピックがある。1964年(昭和39年)の東京オリンピックだ。シンザンがセントライトについで日本で2頭目の三冠馬になった年。
アナウンサーとして採用されてから3年目だった。
まだまだ新人の域を出ず、オンエア―ではなく雑用だった。それでも人数は必要とされた。所謂、雑用係。
系列局のフジテレビに出社し、日比谷にあった共同通信社へ。刻々と入ってくる資料の運搬係だった。今と違って当時はまだまだ“紙”時代。それを持って帰り、スタジオの片隅で種目別、国別に整理、責任者に渡すのが役目。世界各国からの選手、初めての選手もいて、陸上の年鑑を見て間違いがないか等も調べたりもした。
全国放送でもあり、間違っていたりしたら“スミマセン!”では通らない。
メッチャ、神経を使った。華やかに表に出ているアナウンサーのバックに、どれだけの人間がバックアップしているか、知ってもらいたい。
そういう地味な仕事をして表に出ていくのだ。野球で3年、競馬で5年と言われた時代。オリンピックで喋るなんて、関西のアナウンサーにとっては夢の又、夢だ。
オリンピックのお陰?で、東海道新幹線が開通。早々の新幹線で4時間ちょっとかかったかナ?もう忘れてしまったが。選ばれて意気揚々と張りきって上京、たまらない気分だった。
一度、休みをもらい、国立競技場へ棒高跳びを見に行ったことが。
アメリカのハンセン選手と相手(?)の一騎打ちとなり、試合が延びて夜に入りスタンドで暖をとりながら最後まで見たことが今となってはいい経験。結局、ハンセン選手が勝ったのだが、若い時の貴重な経験が、自分でぬけぬけと言うのも変だが、人を育てることになると今になって思う。
今回のパリにしても、夫々が貴重な経験をして確実に大きくなっている、と確信。
4年先にはエースとして国を代表して堂々と実況していることだろう。
3年前の東京オリンピックまで、2025年の関西万博まで、次のオリンピックまで…と、今では人生のひとつの区切りとなっている。
その頃、競馬はどうなっているのだろう。日本から凱旋門賞馬が誕生しているのか。
最後に競馬に戻るようになるとは、当時、考えもしなかった。
“今週の夢の一頭”は、関屋記念の木村・C.ルメールコンビのプレサージュリフトだ。