8月23日(金)

清の「言いたい放題」

さすが…。敵もさるものだ。
今週は新潟競馬場で2歳ステークスの週だ。このレース名を目にすると頭に浮かんでくる。日本の競馬場は北海道から九州まで10ヵ所、否、11ヵ所だ。
エッ、10ヵ所やろ?
北海道は札幌に函館、福島は福島競馬場、新潟には新潟競馬場、名古屋には中京競馬場、
そして、東京は東京競馬場に中山競馬場。関西には阪神競馬場、京都競馬場、九州へ渡って小倉競馬場だ。
これで全部だ。当然、異論がおこる。もう一ヵ所、知っている人はかなりの“通”だ。どこか。宮崎だ。宮崎競馬場がある。
ただ、ここは、馬場もあり、建物もあってJRAの職員が勤務しているのだが、レースは行なわれていない。
一度、行ったことがあるが馬場は畑になっていた。
よって、日本の競馬場は11ヵ所。そして、それぞれの競馬場にはその場を代表する?名物レースがある。
各場の名前をつけた記念レース。
その他には東京・中山・阪神・京都の4大競馬場に桜花賞・宝塚記念・天皇賞(春)・菊花賞・日本ダービー・ジャパンカップ・有馬記念等々と。
そして各競馬場の近くには温泉がある。あのディープインパクトが凱旋門賞へ出走した時「杉本清と行く凱旋門賞観戦ツアー」を企画してくれたのがJTB。
以降、親交が続いていて、その関係から新潟競馬場の近くにある月岡温泉を紹介してもらった。とにかく、ド派手でなく小じんまりと落ち着いた旅館を、と頼んだところが気に入って毎年、夏になるとプライベートで新潟(月岡温泉)へ行くのが楽しみのひとつとなっていた。
その年も楽しみに訪れたのだが、夕食の時に“女将さん”が挨拶に来られた。一通りの世間話が終わって、帰り際、「江川さんお元気そうで、よろしく、おっしゃって下さい」と僕にだけわかるようにそっと耳打ちされた。
エッ、流石だ!敵も…ということに、しかし、江川さんには言っていない。
それが、礼儀というものでは、と思っている。
今年の2歳ステークス、勝つのは新馬戦、絶好調の森秀行厩舎の馬では…と目につけている。
競馬をしていると、思わぬビックリがある。