11月22日(金)
清の「言いたい放題」
野球にサッカー等々、秋はやっぱりスポーツ、それに相撲もまっ最中。三冠が確実視されていたミホノブルボンがライスシャワーにゴール寸前で差されたのは丁度、この時期に行なわれていた菊花賞だった。三冠馬になれば「馬の世界には横綱がいます」のひと言を飲み込んだのを未だに思い出す。その競馬、今週はジャパンカップだ。なんと、早や第44回、44年間続いてきた。
第1回はどうだったのか。勝ったのはアメリカのメアジードーツの記憶はあるが、その他、諸々の細かいことまではもう記憶にはない。特に最近は後期高齢者でもあり、この先、どうなっていくのか、とつい思ってしまう。
まだ、この先なんて…。来年は米寿だ。
そこで、資料を引っ張り出し第1回を、振り返ってみることに。
第1回ジャパンカップは昭和56年(1981年)11月22日(日)に東京競馬場2400mで行なわれた。創設されるまでには紆余曲折があったが、それはさておくとして。
当時の新聞を引っ張り出してみると日本競馬開国を告げる第1回ジャパンカップは我が国競馬人すべてに強い衝撃を与えた。
決して一流とは呼べない海外の馬に日本の超一流馬は難なくヒネられてしまった。
いきなり、レベルの違いをみせつけられて日本競馬の明日に暗雲がたちこめた「黒船事件」だったとある。
1番人気こそ、牝馬史上4頭目の100万ドルホース芝コース18勝という実績を誇るアメリカのザベリワンにゆずったものの、2番人気モンテプリンス、3番人気ホウヨウボーイ、4番人気にゴールドスペンサー、5番人気はアメリカのメアジードーツ。
でも、以下ふたたびタクラマカン、メジロファントムと日本勢が名を連ねた。ところが、どっこい終わってみれば外国勢の圧勝で1着がメアジードーツ。従来のレコードを1秒も更新する2分25秒3というすばらしさ。日本馬はゴールドスペンサーの5着が最高位。レース内容も完敗。むしろ着差以上の差を痛感させられるものだった…とある。
最後に日本馬のレベルを白日のもとにさらす無惨な結果を生んだ。なんとか、20世紀中には外国馬と互角に戦える馬。渡り合える馬の出現を祈りたいと、ある。
それが、日本の馬の目を見張る向上もあって今では互角、否、それ以上の力関係になった、といえる。
さて、今年はディープインパクト産駒の愛国のオーギュストロダン(牡4)仏のゴリアット(せん4)独のファンタスティックムーン(牡4)と久し振りに顔触れが揃った。
ここで、日本馬がどういう競馬をするか、どんな結果になるのか。大注目だ。
我が本命は天皇賞(秋)の予想でも宣言した秋3走ドウデュースでいく。
第1回はどうだったのか。勝ったのはアメリカのメアジードーツの記憶はあるが、その他、諸々の細かいことまではもう記憶にはない。特に最近は後期高齢者でもあり、この先、どうなっていくのか、とつい思ってしまう。
まだ、この先なんて…。来年は米寿だ。
そこで、資料を引っ張り出し第1回を、振り返ってみることに。
第1回ジャパンカップは昭和56年(1981年)11月22日(日)に東京競馬場2400mで行なわれた。創設されるまでには紆余曲折があったが、それはさておくとして。
当時の新聞を引っ張り出してみると日本競馬開国を告げる第1回ジャパンカップは我が国競馬人すべてに強い衝撃を与えた。
決して一流とは呼べない海外の馬に日本の超一流馬は難なくヒネられてしまった。
いきなり、レベルの違いをみせつけられて日本競馬の明日に暗雲がたちこめた「黒船事件」だったとある。
1番人気こそ、牝馬史上4頭目の100万ドルホース芝コース18勝という実績を誇るアメリカのザベリワンにゆずったものの、2番人気モンテプリンス、3番人気ホウヨウボーイ、4番人気にゴールドスペンサー、5番人気はアメリカのメアジードーツ。
でも、以下ふたたびタクラマカン、メジロファントムと日本勢が名を連ねた。ところが、どっこい終わってみれば外国勢の圧勝で1着がメアジードーツ。従来のレコードを1秒も更新する2分25秒3というすばらしさ。日本馬はゴールドスペンサーの5着が最高位。レース内容も完敗。むしろ着差以上の差を痛感させられるものだった…とある。
最後に日本馬のレベルを白日のもとにさらす無惨な結果を生んだ。なんとか、20世紀中には外国馬と互角に戦える馬。渡り合える馬の出現を祈りたいと、ある。
それが、日本の馬の目を見張る向上もあって今では互角、否、それ以上の力関係になった、といえる。
さて、今年はディープインパクト産駒の愛国のオーギュストロダン(牡4)仏のゴリアット(せん4)独のファンタスティックムーン(牡4)と久し振りに顔触れが揃った。
ここで、日本馬がどういう競馬をするか、どんな結果になるのか。大注目だ。
我が本命は天皇賞(秋)の予想でも宣言した秋3走ドウデュースでいく。