3月7日(金)
清の「言いたい放題」
決して、帯状疱疹のせいにするつもりではないのですが、昨年11月に発症してからもう3ヵ月ちょっと、疱疹の方は一応、あくまで一応ながら落ち着いたものの神経からくる痛みが続いていて、それが今では左下腹部をおそってきて物事に集中することが出来ず困っています。
そこへ、そうでなくともテンションが上がらない季節。どこへも新年の挨拶をしないまま、3月も1週間が過ぎ、あまりにも失礼過ぎて誰とも顔合わせが出来ない状況です。
楽になった時に一度に、と思うばかりで一向にその気になれません。
そんな時、吉田直哉さんから届いたメール。ご存知の方は少ないでしょう。というのも彼は今、米国はケンタッキーで牧場を開きオーナーとなっています。
年の頃、60歳ぐらいか。
吉田重雄さんの息子といっても。
吉田重雄さん、即ちテンポイントの生産者で僕と同じ年のはずです。健在なら。
時候の挨拶があって、続いて
「こちらは繁殖シーズンに入り忙しくしています。ここ数年は温暖化の影響か、天候で母馬や当歳馬の体調が影響を受けることも増えてきて、毎春、臨機応変に仕事の内容を変えられるよう心がけています。
さて、先日JRAの旧職員からテンポイントがデビューしてから丁度50年目ですね。と言われハッとしました。
私の年齢も当時から50歳分増えたというのもちょっと驚きでした。
私は阪神3歳ステークスの勝ちっぷりが好きで実況の中で一番印象に残っているのもこのレースです。「見てくれこの脚、見てくれこの脚、これが関西の期待テンポイントだ!」
ところで、先週、米国のGIでロックドという生産馬がGIを勝ちました。
これも流星で鼻梁白があります。
しかし、四白流星の貴公子と言われたテンポイントの存在が大きくて未だ分を超えられないなとも思います。
長く競馬に親しむと色々な感情が湧いてきます…」というのもだった。
当時(76年)のことを思い出す機会もほとんどないが、このように思いもしないところから懐かしい思い出が届くことがあります。
テンポイントとはこれ(阪神3歳ステークス)が付き合いの始まりでした。
それから78年のあのいまわしい日経新春杯まで。あの事故がなかったら、海外遠征に同行、仏から「日本のみなさん、仏はパリロンシャン競馬場です…」の、当時としては稀な関西の一アナウンサーの海外実況が出来ていたはずです。
それを思うと残念でなりません。
テンポイントのお陰で、ご家族と今でも付き合いをさせて頂いています。
テンポイント。長い競馬実況人生で“赤い糸”で結ばれていた、と確信出来たのは後にも先にもこの馬だけ。ほんとに不思議な“縁”でした。競馬はすばらしいです。いつも言うようにこの一語に尽きます。
さて、今週はディープインパクト記念。
ルメール騎手のヴィンセンシオか、私は川田将雅騎手のナグルファルと思っているのですが、素晴らしいレースを期待します。
そこへ、そうでなくともテンションが上がらない季節。どこへも新年の挨拶をしないまま、3月も1週間が過ぎ、あまりにも失礼過ぎて誰とも顔合わせが出来ない状況です。
楽になった時に一度に、と思うばかりで一向にその気になれません。
そんな時、吉田直哉さんから届いたメール。ご存知の方は少ないでしょう。というのも彼は今、米国はケンタッキーで牧場を開きオーナーとなっています。
年の頃、60歳ぐらいか。
吉田重雄さんの息子といっても。
吉田重雄さん、即ちテンポイントの生産者で僕と同じ年のはずです。健在なら。
時候の挨拶があって、続いて
「こちらは繁殖シーズンに入り忙しくしています。ここ数年は温暖化の影響か、天候で母馬や当歳馬の体調が影響を受けることも増えてきて、毎春、臨機応変に仕事の内容を変えられるよう心がけています。
さて、先日JRAの旧職員からテンポイントがデビューしてから丁度50年目ですね。と言われハッとしました。
私の年齢も当時から50歳分増えたというのもちょっと驚きでした。
私は阪神3歳ステークスの勝ちっぷりが好きで実況の中で一番印象に残っているのもこのレースです。「見てくれこの脚、見てくれこの脚、これが関西の期待テンポイントだ!」
ところで、先週、米国のGIでロックドという生産馬がGIを勝ちました。
これも流星で鼻梁白があります。
しかし、四白流星の貴公子と言われたテンポイントの存在が大きくて未だ分を超えられないなとも思います。
長く競馬に親しむと色々な感情が湧いてきます…」というのもだった。
当時(76年)のことを思い出す機会もほとんどないが、このように思いもしないところから懐かしい思い出が届くことがあります。
テンポイントとはこれ(阪神3歳ステークス)が付き合いの始まりでした。
それから78年のあのいまわしい日経新春杯まで。あの事故がなかったら、海外遠征に同行、仏から「日本のみなさん、仏はパリロンシャン競馬場です…」の、当時としては稀な関西の一アナウンサーの海外実況が出来ていたはずです。
それを思うと残念でなりません。
テンポイントのお陰で、ご家族と今でも付き合いをさせて頂いています。
テンポイント。長い競馬実況人生で“赤い糸”で結ばれていた、と確信出来たのは後にも先にもこの馬だけ。ほんとに不思議な“縁”でした。競馬はすばらしいです。いつも言うようにこの一語に尽きます。
さて、今週はディープインパクト記念。
ルメール騎手のヴィンセンシオか、私は川田将雅騎手のナグルファルと思っているのですが、素晴らしいレースを期待します。