パリ落選…失意の中で届いた「SNSでの応援」に感謝
「笑顔でゴールする姿見せたい」
再起を決意した「なにわの女王」
4度目の出場となった前回大会は“初めての敗戦”。パリ五輪の夢も絶たれ、引退も頭をよぎったという松田瑞生選手ですが、今回、再起を決意しての出場。
悔しいレース後…SNSで届いた応援
大阪の応援は「どこよりもすごい」
今回で「4度目」の大阪国際。どうしてそこまでこの大会に?
松下選手: 大阪の応援が、今まで走った『どこよりもすごい』からです。
松田選手: やっぱり自分の心に響く“関西の魂”みたいなものを投げてきてくれるような…。あんな熱のこもった応援っていうのは『大阪にしか、大阪でしか』感じられないなって思うし、自分が苦しい時、そういう応援が一番後押ししてくれると思うんで、やっぱり私は大阪で走りたいっていう気持ちが強いです。
松田選手が「マラソンを続ける理由」は、何なのでしょうか
松田選手: サポートしてくれるチームが『1つになってる』っていうのを、自分で感じられた時に、どれだけしんどくなっても、『今ここで自分の気持ちが折れたら、この人達に申し訳ない』っていう気持ちが、練習にもレースにも、生きてきたかなと思います。
松田選手: 私は自分の為だけに頑張ることができないタイプの人間なんで。みんなの為に、みんなが笑って、何か喜んでくれてる姿を見るのが、私の中で生きがいでしたね。
笑顔でゴール、世界選手権の代表に!
4度目となる大阪国際での優勝に向け…今回のテーマを松田選手に聞いてみると
松田選手: 笑顔でゴールテープを切る。
松田選手: 勝負の世界なんで結果はつきもので、もちろん勝ちに行くけれど…応援してくれる全ての皆さんに向けて、『あきらめない走り』をすることで、感謝を伝えたいです。あと今回は世界選手権の代表枠を狙う争いになるので、確実に獲得できるような、そんなレースにしたいなって思ってます。
1月26日(日)ひる12:15からスタート!
松田選手: (前回の)レースが終わった後、『愛媛マラソン』に出場させてもらった時に、色んな人が(自分に)気づいてくれて『感動したよ』とか『また頑張ってね』みたいな…温かい声をもらって。私の知らないところでたくさんの方が応援してくれてたんだなっていうのを肌で感じたのと、SNSでの投稿でコメントだったり、DMがたくさん届いて…目を通した時に、素敵なコメントが多くて、『あぁ応援されていたんだな』って思って。それで、『私が笑ってゴールしてる姿』を、たくさんの人に見せたいなって思いました。