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コラム

未恋〜かくれぼっちたち〜
2025.3.7(金)
自分の夢を見失っていた健斗(伊藤健太郎) 過去の自分にけりをつけ、上司も青ざめる“究極の決断”
3月6日深夜に第9話が放送されたドラマ「未恋~かくれぼっちたち~」。
未恋〜かくれぼっちたち〜
漫画雑誌の編集者としてバリバリ働く高坂健斗(伊藤健太郎)を中心に、健斗の同僚の鈴木みなみ(愛希れいか)、売れっ子漫画家の深田ゆず(弓木奈於・乃木坂46)がそれぞれの悩みに向き合いながら成長していく群像劇です。
未恋〜かくれぼっちたち〜
いまでこそ“ミスターリスク回避”と周囲の同僚から呼ばれるほど、完璧に仕事をこなしている健斗ですが…

実は6年前には小説家育成合宿「カンヅメ屋敷」というプロジェクトに参加し、小説家を目指していた過去がありながらも、アイデアを溜め込むだけでなかなか作品を書き上げることができず…、好きではない仕事をこなす日々を送っていました。

そんな中、前回の第8話では、漫画家になる夢を追いかけて編集職を手放した後輩の星たける(鈴木大河・IMP. )を見送り…
未恋〜かくれぼっちたち〜
(第8話より)
自分の本心を見つめなおすため、健斗は「カンヅメ屋敷」を訪れます。
夢にしがみついているのか、夢から目を背けているのか、自分がわからなくなっていた健斗。
未恋〜かくれぼっちたち〜
当時の面影をのこす場所で、ただひたむきに小説家を目指していたあの頃に思いをはせて、今の自分が好きなもの、やり続けることで少しずつ“編集者としての仕事”を好きになっていった自分に気づきます。
未恋〜かくれぼっちたち〜
ずっと心の片隅にあった、過去の自分が恋焦がれていた「小説家の夢」。健斗は今の自分が「好きなものを見失っている」ということに気づきます。
未恋〜かくれぼっちたち〜
そして、過去の夢にけりをつけ、新たな自分へ向かうため、一歩を踏み出す決意を固めたのでした。
ちょうどそのころ、社内で水面下に進んでいた「大型新人漫画家を生み出すプロジェクト」が佳境を迎えていました。
未恋〜かくれぼっちたち〜
社内の上層部を前に、編集長は熱烈なプレゼン上層部を前に繰り広げ好感触!いざ、プロジェクトがスタート!…するかと、思いきや

「あの!担当編集者の高坂と申します」
未恋〜かくれぼっちたち〜
健斗が勢いよく立ち上がり、進行を止めました。
全員が固唾を呑んで健斗の次の言葉を待ちます。
そして、健斗は…

「この新連載、白紙に戻させてください」
未恋〜かくれぼっちたち〜
なんとプロジェクトの白紙を求める究極の宣言!
同僚たちは顔を見合わせ、編集長は青ざめた表情を浮かべます。

健斗の真意とは?
いよいよクライマックスへと差し掛かった「未恋」。

いろんな回り道をしながらも自分の“好き”にたどり着いた健斗が、この先に出す答えとは一体なんなのでしょうか。