無病息災祈る「鬼こそ」兵庫・丹波市で約600年続く伝統行事02月12日 00:48
兵庫県丹波市で、無病息災や五穀豊穣を祈り、鬼が練り歩く伝統行事「鬼こそ」が行われました。 丹波市山南町の常勝寺で行われた「鬼こそ」。寺を開いた仙人が、村人を苦しめる鬼を改心させたという言い伝えから約600年続く伝統行事です。 地元の小学生が仙人役を務め、松明や矛を持った鬼たちがあとに続いて境内を練り歩きます。 家内安全などのご利益があるとされる松明が境内から投げ込まれると、訪れた人は我先にと手に取っていました。 訪れた人たちは「1年幸せに暮らせるように(祈りました)」「健康な1年にしたいです」と話していました。 松明は1年間、玄関などに飾られるということです。