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【情報公開請求】警察官がオンラインカジノで賭博の疑い 息子の潔白示すため私的捜査で処分も 02月13日 21:00
オンラインカジノのサイトで賭博をした疑いで大阪府警の警察官2人が書類送検され、減給1カ月の処分を受けていたことが関西テレビの情報公開請求で明らかになりました。 ■ギャンブルでの借金を返すためと話し 借金額は2000万円を超える懲戒処分を受けたのは、生野警察署の刑事課で勤務していた51歳の警部補と大阪府警本部の公安1課に所属する38歳の巡査の2人です。 警察によると、2人は去年、自身のスマートフォンからオンラインカジノに接続し、賭博をした疑いで、書類送検されました。 調べに対し、2人ともパチンコや競馬などのギャンブルでの借金を返すためと話していて、借金額は2000万円を超えていたということです。 警部補はすでに依願退職しています。 ■男性警部補 息子の潔白を示そうと業務時間中に私的捜査大阪府警では去年1年間で14人が懲戒処分を受けたほか、197人が内規による訓戒や注意の処分を受けました。 53歳の男性警部補は、自身の息子が自転車1台を盗んだ疑いで捜査を受けていると知り、潔白を示そうと、業務時間中に私的に捜査。 現場付近の防犯カメラを閲覧するために不適切に警察手帳を使用したとして、所属長訓戒を受けました。 ■女性巡査が巡回連絡カード41枚を紛失このほか、24歳の女性巡査が地域住民の情報が記載された巡回連絡カード41枚を紛失し、所属長注意を受けました。 すでに、対象の住民には謝罪したということです。