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イベント会場で噴射された大量の水が顔に直撃したスタッフ死亡 現場責任者ら3人を書類送検02月19日 17:40
大阪市此花区のイベント会場でおととし、誤って噴射された大量の水が男性スタッフの顔に直撃し死亡した事故で、警察は現場責任者ら3人を書類送検しました。
おととし7月、大阪市此花区の舞洲にあるイベント会場でウォーターキャノンと呼ばれる大量の水を噴射させる装置を使って、音楽フェスのリハーサルが行われていました。
その際、近くにいた作業員・八代達司さん(当時40)の顔に噴射された水が直撃し、八代さんは死亡しました。
警察によると、水は時速120キロほどだったとみられます。
警察は業務上過失致死の疑いで捜査を続けてきましたが、2月19日、ウォーターキャノンを扱う韓国の会社の役員で現場責任者の男と操作担当の男、通訳担当の女の3人を書類送検しました。
男2人は「今回の事故は自分の責任を超えている」「ミスを私が犯したとは考えられない」などと容疑を否認している一方、通訳担当の女は「安全な場所への退避を指示すべきだったが、出来ていなかった」と容疑を認めているということです。