「家庭により近い環境を」大阪市が新たな児童相談所 大阪の虐待相談は年6000件超02月21日 12:09
大阪市浪速区に、家庭により近い環境を備えた児童相談所が、3月開設されます。 「大阪市中央こども相談センター」は、大阪市中央区から浪速区に移転する形で3月開設され、21日、横山市長が視察に訪れました。 市には毎年、6000件を超える虐待相談が寄せられていて、市は児童相談所の増設と機能の強化を進めています。 新たなセンターは、保護された子どもたちが家庭により近い環境で過ごせるよう、個室を設けるなどの配慮がされています。 【大阪市・横山英幸市長】「出来るだけプライバシーを守りながら、家庭的でほっとできるような環境。しっかり考えられた設計をされていることを改めて確認した」 大阪市は今後、鶴見区にも4カ所目となる児童相談所を開設する予定です。