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平城宮の東院南方遺跡で発掘調査 大規模な建物の跡など保存状態が良好02月23日 19:16

平城宮の南東の外側にある東院南方遺跡の中心部で初めて発掘調査が行われ、大規模な建物の跡や木簡が見つかりました。 東院南方遺跡は平城宮の南東の外側に位置し、奈良文化財研究所が去年11月から1カ月ほど初めて中心部の発掘調査を行いました。 その結果、大規模な建物の柱の跡が見つかり、格式の高い土地として利用されていた可能性が明らかになりました。 また、役人の名前を記した木簡が多く出土するなど、遺跡の保存状態がとても良いことも分かりました。 この土地には藤原4兄弟のひとり「藤原麻呂」の家があったという説があり、奈良文化財研究所は今後の周辺調査で解明していきたいとしています。

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