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【速報】はしか患者発生 関西空港・周辺ホテルの利用者 大阪府が注意呼びかけ02月23日 22:39
大阪府は、21日に泉佐野保健所管内の医療機関から、麻しん(はしか)の発生届があったと発表しました。 患者は、20代の女性(府外在住)で、ワクチンは2回接種していて、海外への渡航歴があります。 また発熱、発疹、鼻汁、咳、腸炎の症状があり、入院中で、14日に発症していたということです。 大阪府は、「感染性のある期間に患者が利用、不特定多数の方と接触した可能性のある日時・施設など」について、以下のように発表しています。 <2月14日(金)> ・正午から午後3時30分まで 航空会社が準備した高速バス 名古屋駅から関西国際空港まで ・午後3時30分頃から午後6時ごろまで 関西国際空港 第1ターミナル <2月21日(金)> ・午後4時ごろから午後6時ごろまで 関西国際空港 第1ターミナル <2月21日(金)~22日(土)にかけて> ・21日午後10時30分頃から22日正午ごろまで (宿泊施設)ハタゴイン関西空港(泉佐野市)滞在 また大阪府は次のように注意を呼びかけています。 ・潜伏期間は、約10日から12日(最大21日間)で、麻しん患者と接触した場合には、接触後3週間(21日間)注意が必要です。 ・上記感染の可能性がある日時に施設を利用された方で、3月15日(土)までに発熱・発疹等、麻しんを疑う症状が現れた場合は、事前に医療機関に連絡の上、マスクを着用し、公共交通機関の利用は避けていただき、速やかに受診してください。 ・本事例に係わる当該患者の受診医療機関などにおける接触者については、保健所及び医療機関において、対象者の健康観察を実施しています。 ・感染すると、約10日後に発熱や咳、鼻水といった風邪の様な症状が現れます。2日から3日間ほど熱が続いたあと、39℃以上の高熱と発疹が出現すると言われています。 ・感染経路は、空気感染、飛沫感染、接触感染で、感染力は非常に強いと言われています。 ・発症した人が周囲に感染させる期間は、症状が出現する1日前から発疹出現後4日目から5日目くらいまでと言われています。 ・予防接種で防げる病気であり、ワクチン接種は個人でできる最も有効な予防方法です。定期予防接種(第1期:1歳児、第2期:小学校就学前の1年間)をまだ受けていない方は、かかりつけ医に相談し、早めに予防接種を受けましょう。