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吉村代表 兵庫県議巡り「思いわかる」は「メディアが伝えないが重要だと思う事実を伝えたい思い」と釈明02月25日 17:07
日本維新の会の吉村洋文代表は、兵庫県議会の維新に所属する県議2人が、NHK党の立花孝志党首に対して、知事選前は非公開とされた音声データや「県議が黒幕」という真偽不明の文書を提供していた問題について、以前の取材で「思いはわかる」と述べたことについて釈明しました。
吉村代表は、兵庫県議会の維新に所属する増山誠県議が、「非公開の音声データを立花氏に提供したこと」について、「『百条委員会で行われてる事実を伝えたい』という気持ちはわかる」という見解だったと述べ、「ルールに反するからやったらだめです」と話しました。
■"わかる"のは「『メディアなどが伝えないけれども重要だと思う事実』を伝えたい思い」
【日本維新の会 吉村代表】(「思いはわかる」と言ったのは)「知事選挙前に、『兵庫県民に対して、マスメディアやあるいは百条委員会で伝えないけれども重要だと思う事実』を伝えたいという思いです。
ただそれは秘密会としてやるというふうに決めた以上はですね、出しちゃいけないことだし、ルール違反はしてはいけないこと。だから許されないことだというふうに私は思います。
ということを言ってるんですけど、そこのところだけ、なんかどんどん切り取って言われますが、僕の本心は、本意で思うところはそういうところです。正当化されるものではないと思います」
■「最初からルールを変えるようにしなきゃ。秘密会でやらないようにするとか」
【日本維新の会 吉村代表】「それを兵庫県民に伝えないままで、兵庫代表を決めるのはよくないと、増山議員は判断したんだと思います。
兵庫県民に、自分が思う、『百条委員会で行われてる事実を伝えたい』という気持ちはわかるけれども、でもそれは、ルールに反するからやったらだめです。
それやったら、最初からルールを変えるようにしなきゃ。秘密会でやらないようにするとか。明らかなルール違反にはやっぱりなってますんで。
増山議員の動機ってのは、兵庫県民にやっぱり、マスメディアや百条委員会が伝えない事実を伝えたいという気持ちの部分、そこは思いはあるんだろうと思いますが、でもそれはやり方が間違えてると僕は思います」
■「真偽不明の文書提供」は「よくないと思います」
一方で吉村代表は、同じく兵庫県議会の維新に所属する岸口実県議が、真偽不明の「県議が黒幕」という文書をNHK党の立花党首に提供していたことについては、次のように指摘しました。
【日本維新の会 吉村代表】「岸口議員が渡した紙っていうのは、これは岸口議員自身も真実かどうかわかりませんということを伝えて、渡しているものですけれども、真実かどうかわからないという説明をしたとしてもね。そういったものを他党の党首に出すなど、やはり僕はよくないというふうには思います」