駅前のタワマンに住む70代夫が死亡・妻は重体 何者かが2人を襲い逃走か 殺人事件として捜査02月26日 20:02
滋賀県大津市のタワーマンションで、25日、78歳の男性が頭から血を流して死亡しているのが見つかり、妻も意識不明の重体です。 警察は26日、殺人事件などとして捜査本部を設置しました。 25日、大津市皇子が丘にあるタワーマンションの11階のエレベーターホールで、74歳の女性が頭から血を流して倒れているのが見つかりました。 警察によると、女性の体には複数の傷があり、意識不明の重体だということです。 警察が女性の住む部屋を調べたところ、同居する夫の岩崎安三さん(78)が頭と顔から血を流して倒れていて、その場で死亡が確認されました。 ■死亡の夫は鈍器のようなもので殴られた可能性司法解剖の結果、死因は頭部に相当な力が加わったことによる頭蓋内損傷で、警察は鈍器のようなもので殴られた可能性も視野に調べています。 当時、部屋の鍵はかかっていたということです。 【記者リポート】「こちら事件のあった現場のマンションですけれども、すぐ近くには駅があったり、かなり人通りの多い場所となっています」 【同じマンションの住民】「オートロックなんですけど、出入りが多いので普通に入ってこれます。エレベーターのフロアのところに、うちの子は血がちょっとついているのを見たと言っていた」 警察は岩崎さん夫婦の傷の状態などから何者かが2人を襲い、逃走している可能性が高いと判断し、捜査本部を設置しました。