東大寺の伝統行事「お水取り」始まる 奈良時代から続いて1274回目03月02日 13:38
奈良の東大寺では、「お水取り」の名で親しまれている伝統行事・修二会が始まりました。 童子が担ぐたいまつを道明かりにして、東大寺二月堂の階段を練行衆と呼ばれる僧侶たちがゆっくりと登っていきます。 奈良時代から一度も途切れず続き今年で1274回目となる「お水取り」は、僧侶が世の中の罪を人々に代わって懺悔し、皆の幸せや豊作を祈ります。 長さおよそ6メートルのたいまつが大きく振られ、火の粉が滝のように舞い散ると、参拝者からは大きな歓声があがりました。 「お水取り」は14日まで行われます。