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麻薬の「MDMA」などホテルで所持の疑い「大阪ガスのアメリカ法人幹部」の男を逮捕 容疑を否認03月05日 21:42

大阪ガスのアメリカにある現地法人の幹部の男が、日本で麻薬「MDMA」などを所持した疑いで逮捕されました。 麻薬及び向精神薬取締法違反、医薬品・医療機器等法違反の疑いで逮捕されたのは大阪ガスの子会社でアメリカの現地法人「OsakaGasUSA」の幹部・ヒリアード・クインシー・キャメロン容疑者(40)です。 ■「ホテルでの口論」から薬物所持の疑いが明らかにヒリアード容疑者は去年10月、大阪市西区のホテルで麻薬であるMDMA2錠や指定薬物「HHC」などを含んだ液体カートリッジ1本などを所持した疑いが持たれています。 警察によると、ホテルの従業員から「男性外国人と女性の口論」と通報があり、警察が駆けつけるまでの間に、ヒリアード容疑者がホテル内で何かを隠しているような様子が防犯カメラに映っていました。 そこから、錠剤や液体カートリッジが見つかり、鑑定の結果、錠剤がMDMA、液体カートリッジには指定薬物「HHC」などが含まれていることが判明。 出張で日本に来ていたヒリアード容疑者を5日、逮捕しました。 調べに対しヒリアード容疑者は「日本でそんな薬物持ったことありません」と容疑を否認していて、警察は当時の状況などを詳しく調べています。 ■大阪ガス「事実関係を確認のうえ、厳正に対処する」大阪ガスによると、ヒリアード容疑者は、2019年に入社し、コーポレート戦略部門の商品サービスを担当しているということです。 大阪ガスは「グループ会社社員が、逮捕されたことは誠に遺憾。事実関係を確認のうえ、厳正に対処する」とコメントしています。

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