
「ロレックス」盗品と知りながら所持疑い31歳男逮捕 170本超盗難事件の被害品か 容疑を否認03月07日 11:32
去年5月、大阪市内で高級腕時計「ロレックス」170本以上を載せた車が盗まれた事件をめぐり、警察は、盗品と知りながら「ロレックス」を所持していた疑いで31歳の男を逮捕しました。
■空港の手荷物検査でカバンから「ロレックス」2本見つかる その後盗品と判明
盗品等保管の疑いなどで逮捕されたのは、東大阪市に住む無職、中村勇亮容疑者(31)です。
中村容疑者は去年11月中旬、「ロレックス」1本を、盗まれたものと知りながら所持していた疑いなどが持たれています。
警察によると、中村容疑者が香港から帰国した際に、空港の手荷物検査でカバンの中から「ロレックス」2本が見つかり、必要な申告をしていなかったことが判明。
税関職員が詳しく調べたところ、この2本と手首につけていたロレックス1本が盗まれたものだと分かったということです。
■去年5月「ロレックス」などが積まれた車が盗まれた際の被害品か
これらの「ロレックス」は、去年5月、大阪市中央区で「ロレックス」172本などおよそ2億8000万円相当が積まれた車が盗まれた際の被害品とみられています。
中村容疑者は逮捕前の任意の調べに、「去年9月ごろ、待ち合わせをした中国人が連れてきた中東系の男から、腕時計を100万円で買った」と説明し、逮捕後の調べに対しては、「盗品であるとは知らなかった」と容疑を否認しているということです。
ロレックス172本などが車ごと盗まれた事件では、盗まれた時計のうちこれまで見つかっているのはわずか9本だということです。