熊野詣の歴史に思いをはせて…和歌山「熊野川舟下り」始まる03月09日 15:23
世界遺産に登録されている和歌山県の熊野川で、川舟下りが始まりました。 笛の演奏とともに、ゆったりと漕ぎ出す舟。 熊野川は、熊野詣に訪れた人たちの川の参詣道として、およそ1200年前から利用されてきたといわれています。 川舟下りは世界遺産に登録された熊野川を楽しんでもらおうと20年前に始まり、最近は海外からの予約も増えているということです。 訪れた人は語り部の案内を聞きながら雄大な自然を味わっていました。 【川舟を運航する「熊野川町ふれあい公社」下阪殖保代表理事】 「どんどん海外から来てもらって、地元の人も乗っていただいて、安全運航・無事故で過ごしたい」 川舟下りは11月末まで運航されます。