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「しっかり精査5回、述べてきた通り4回」第三者委報告受けた斎藤知事の会見「つまり中身ない」03月19日 23:10

兵庫県の斎藤元彦知事をめぐるパワハラなどの疑惑に関して、弁護士で構成された第三者委員会が調査結果を公表しました。

これを受けて斎藤知事が午後5時半過ぎから囲み取材に応じました。

調査をしてきた第三者委員会に敬意を表し、報告書の内容についてはこれから精査すると述べ、これまでの会見で述べてきた認識に変わりはないと話しました。

【兵庫県 斎藤元彦知事】「審議そして調査いただいたということです。これについては敬意を表させていただきたいと思っております。内容については、先ほど県の方にも提出されました。(第三者委員会)委員長がまだ会見をやっていると状況です。この内容をしっかり精査させていただきたいと考えています」

【兵庫県 斎藤元彦知事】「第三者委員会の報告については大変重く受け止めていくことが大事だというふうに思っています。これまでの対応には感謝申し上げ、敬意を表させていただきたいと考えています」

【兵庫県 斎藤元彦知事】「これまで会見で申し上げさせていただいたとおりだというのが私の今の認識です」


【ジャーナリスト 鈴木哲夫さん】
「会見が始まる前に『特に踏み込まないだろう』と言いましたけれども、その通りでした」

「しっかりと精査をしていきたいと5回繰り返しました。それからこれ(第三者委の調査結果発表)に対しての見方ですが、これまで会見で述べてきたとおりですと4回繰り返した。それだけ。つまり中身は何もないということです」

「精査して、これから反論するのか、どう変えていくのか、これからの問題なので、今すぐパっと答えられることではないと思いますけれども、できる限り早く、『精査、精査』じゃなく、素早く対応を」

今後どう動いていくのかですが…。

【ジャーナリスト 鈴木哲夫さん】
「自ら辞職する可能性は低い。現状維持になる可能性が高いか。これを動かしていくのはやっぱり議会ということになります。二元代表で、行政をチェックする役目を果たすのは議会なんだから。不信任決議を含めた形で、これをもっと具体的に前に動かすためには県議会が主導的に動いていかないとダメ。県議会の動きがポイントになりそうです」

(関西テレビ「newsランナー」2025年3月19日)

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