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飲食店の弁当で食中毒 26名が下痢や嘔吐などの症状 調理従事者などからノロウイルス検出03月25日 20:37

兵庫県宍粟市内の飲食店の弁当を食べた26名が、下痢や嘔吐などの食中毒症状を訴え、発症者や調理従事者からノロウィルスが検出されたことなどから、食中毒と断定し、弁当を提供した店に3日間の営業停止処分が命じられました。 龍野健康福祉事務所によると、3月24日、宍粟市内の医療機関から「3月21日に宍粟市内の飲食店で調整した弁当を食べた複数名が嘔吐、下痢などを呈し、食中毒が疑われる」と連絡がありました。 これらを受けて調査したところ、21日および22日に宍粟市の飲食店「こさかや」が調整した弁当を食べた36名のうち、調査できた31名中26名が、下痢や嘔吐などの食中毒症状を呈していることが判明しました。 発症者に共通する飲食物がこの店の弁当以外にないことや、発症者の状況が類似していること、発症者と調理従事者からノロウイルスが検出されたこと、また25日、患者を診察した医師から食中毒の届け出があったことから、龍野健康福祉事務所はこの店の弁当を原因とする食中毒と断定しました。 「こさかや」に対しては、25日から27日まで3日間の営業停止が命じられました。 龍野健康福祉事務所によると、25日午後7時時点で、発症者は全員が快方に向かっているということです。

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