『稚アユ』放流始まる 地元で育てた20万匹放流へ「鮎釣り」解禁までに2 倍近く成長し豊漁期待03月27日 11:59
和歌山県の北部を流れる紀の川では、27日から“稚アユ”の放流が始まっています。 紀の川では、地元の漁協の人たちが、トラックに積み込んだ約2万匹の稚アユを、ホースを使って次々と放流していきました。 この稚アユは、和歌山県の沿岸などで獲れたもので、地元の施設で体長10センチほどに育てられました。 漁協では、4月の上旬までに約20万匹の放流を予定していますが、紀の川ではことし、川をさかのぼる天然アユの数が例年よりも多いことから、豊漁が期待されるということです。 放流された稚アユは、鮎釣りが解禁される5月17日までには20センチ近くにまで育つ見込みです。