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難病「ALS」患者の依頼で殺害した罪 控訴審判決を不服として元医師が最高裁に上告03月27日 14:03

難病「ALS」の患者を本人の依頼で殺害した罪などに問われ1審、2審ともに懲役2年6カ月の実刑判決を言い渡された元医師が、判決を不服として27日付けで最高裁に上告しました。 元医師の山本直樹被告(47)は医師の大久保愉一被告(46)と共謀し、「ALS」患者の林優里さん(当時51)から依頼を受け、薬物を投与して殺害した嘱託殺人の罪などに問われています。 山本被告はこれまでの裁判で無罪を主張しています。 おととし12月、一審の京都地裁は「犯行時、見張りの役割に留まるとはいえ、重要な役割を果たした」として懲役2年6カ月の実刑判決を言い渡し、山本被告が控訴。 3月13日の控訴審判決で大阪高裁は「山本被告は大久保被告から被害者の自宅への同行を求められた際、殺害を察知している」などと指摘し、1審判決を支持しました。 大阪高裁によると、27日付けで山本被告の弁護人が判決を不服として最高裁に上告したということです。

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