大阪ガスの子会社が改ざんデータ用いて「エネファーム」販売03月27日 21:16
大阪ガスの子会社が自社製品の節電効果を実際よりも高く見えるようにデータを改ざんし、家庭用の燃料電池を顧客に販売していたことが分かりました。 大阪ガスによると、改ざんしたデータを用いて顧客に営業を行っていたのは、完全子会社で家庭用ガス機器の販売や保守などを手がける大阪ガスマーケティングです。 この会社では、住宅を建てる顧客に対し、災害などで停電しても発電することができる家庭用の燃料電池、「エネファーム」の導入を提案しています。 その際、大阪ガスマーケティングは、実際よりも節電効果が高く、光熱費が安く見えるようデータを改ざんし、導入を促していたということです。 大阪ガスは、顧客への補償などについて検討しているほか、今後消費者庁にも報告するとしています。