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がんの放射線治療などを受けた患者らに約6800万円を過大請求 京都中部総合医療センター 03月28日 17:24

京都府南丹市の京都中部総合医療センターが、がんの放射線治療を受けた患者らに診療報酬合わせておよそ6800万円を過大請求していたことが分かりました。 センターによると放射線治療料を請求するには医師の診察が必要なところ、2015年以降、外来がん患者ら690人に対し放射線技師が体調確認を行うだけで請求し、少なくとも5870万円を過大請求していたということです。 またCTやMRIといった放射線検査では、検査のみで診察を受けていない患者6487人に診察料を合わせて約940万円請求していたということです。 いずれも2024年8月の事務点検で発覚し、対象者には今後、文書で通知して返金するということです。 センターは「確認が不十分で申し訳ありません。過大請求分は全て返金し、再発防止に努める」とコメントしています。

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