「創業家が決める体質を反省」小林製薬新社長が会見 株主総会で取締役8人の変更可決03月28日 21:18
小林製薬の株主総会が開かれ、紅麹サプリによる健康被害問題で社長を退いた、小林章浩氏を取締役として再任する案が可決されました。 大阪市で開かれた小林製薬の株主総会では、紅麹サプリによる健康被害を受け、「企業風土を変えるため」に取締役10人のうち8人を変更する案が可決されました。 ただ、元社長で創業家の小林章浩氏は取締役に再任され、約10パーセントの株式を保有する香港の投資ファンドは「創業家の支配が続く」と批判しました。 また、山根聡社長の退任も決まり、新たに就任した豊田賀一新社長は会見で、「全て創業家が決める体質があったことを反省している。そこは大きく変えて前進していかなければならない」と語りました。