
【速報】吉村代表「もう一度引き締めて大阪のために頑張っていきたい」維新首長で問題相次ぐと記者に問われ03月31日 13:27
大阪維新の会の吉村代表は31日、取材に応じ、町発注の工事の入札情報などを漏らした疑いで書類送検された、大阪府忠岡町の杉原健士町長について、「絶対にあってはならない。辞職すべき案件」と述べました。 そして記者から「杉原町長のほか、岸和田市の永野前市長など、維新の自治体首長で問題が相次いでいるが?」と聞かれ、「もう一度引き締めて、大阪のために頑張っていきたい」と述べました。 杉原町長は大阪維新の会に所属していましたが、29日付で「除名処分」を受けています。【大阪維新の会・吉村代表】「事実であれば、これは絶対にあってはならないことだと思います。辞職すべき案件だと思います。入札の情報を漏らすというのは絶対あってはならないことだし、これを町長がするというのは、これは許されないことだと思います。事実ならば辞職すべきだと思います」 (Q.辞職の意向だというが、選挙になった場合どうするのか?) 【大阪維新の会・吉村代表】「そこまで考えていませんが、昨日、幹事長が聞き取りをしました。幹事長の聞き取りの中では、情報を漏らしたというのは事実だと聞いています。それを受けて、大阪維新として除名の判断をしました。これは首長としてはやっていけないことですので、辞職すべき事案だと思います」 ■「維新の首長で問題相次ぐ」質問に吉村氏は…(Q.忠岡町長や岸和田市の前市長など維新の首長で問題が相次いでいるが?) 【大阪維新の会・吉村代表】「非常に残念に思いますし、あってはならないことだと思います。今回こういった町長の事案もあって、改めて全特別党員に、きちんと引き締めて、もともと我々は改革を実行するということで集まっている組織ですから、ゆるみのないように進めてくれと通知もして、もう一度身を引き締めて大阪のために頑張っていきたいと思います」 ■忠岡町の杉原町長 入札情報漏らした疑いで書類送検され維新除名忠岡町の杉原町長は、去年7月から12月にかけて、道路の改修など町が発注した4件の工事の入札を巡り、最低制限価格などを事前に複数の建設会社に漏らした疑いで、書類送検されました。 杉原町長は大阪維新の会の聞き取り調査に対し、事実関係を認めた一方、金銭の授受に関しては否定し、29日付で「除名処分」が決定されています。 杉原町長は「軽率なことをした」と反省の弁を述べ、近く町長を辞職する意向を示しています。