関西のニュース

新たな想定で「死者1万人増・津波到達まで1分短く・浸水面積も拡大」南海トラフ 徳島県の被害想定見直し03月31日 16:13

政府は南海トラフ巨大地震の被害想定を見直しました。 徳島県では、津波による浸水で、これまでより死者が1万人増えると想定されています。 南海トラフ巨大地震の被害想定の公表から、10年以上経過したことから、有識者は新たな対策を検討してきました。 徳島県では高さ・最大24メートルの津波が押し寄せる恐れがあり、新たな想定では、浸水面積が徳島市で1.42倍、鳴門市で1.56倍などと増えました。 死者は最大4万1000人で、これまでより1万人増えると想定されました。 また、南部の海陽町では、「津波到達までの時間が5分」と、1分短くなりました。 県は今後、避難計画の見直しを進めていきたいとしています。

この記事をシェアする

最新のニュース

関西のニュース一覧