「著しく不当、正義に反する判決」国賠訴訟敗訴を受け“プレサンス元社長側が控訴” 03月31日 21:35
大阪地検に逮捕・起訴されその後に無罪となった大手不動産会社の元社長が国を訴えた裁判で、大阪地方裁判所が訴えを棄却したことを受けて31日、元社長側が控訴しました。 プレサンスコーポレーションの元社長・山岸忍さんは2019年、土地取引をめぐり21億円を横領したとして大阪地検特捜部に逮捕・起訴されましたが、その後「無罪」が確定しました。 山岸さん側は無罪判決の後、国に賠償を求めて訴えを起こすも今月21日、大阪地裁(小田真治裁判長)は山岸さん側の訴えを棄却する判決を言い渡しました。 山岸さん側は31日、大阪地裁の判決を不服として大阪高裁に控訴しました。 山岸さんは「著しく不当で、正義に反する判決。大阪高裁で破棄されることを強く望んでいます」とコメントしています。