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「天候急変に対応できず バス増便など工夫必要」博覧会協会 万博初日「夢洲駅に人が殺到し入場制限」受け04月14日 14:36

大阪・関西万博の初日となったきのう13日、悪天候によって午後2時ごろから会場から帰ろうという人が最寄りの夢洲駅に殺到し、駅への入場や会場から出るのが制限されました。 来場客から「入場に2時間、出るのに1時間」といった声もあがる中、運営する博覧会協会は13日、「天候急変に対応できなかった。シャトルバスの増便など工夫も必要。パークアンドライドを積極的に利用してほしい」と話しました。 ■「入場に2時間かかって、退場で1時間かかっている。ひどい運営だ」などの声開幕初日の13日、午後3時ごろの会場最寄り駅である、大阪メトロ・夢洲駅は、会場から移動する人たちで大変な混雑を見せていました。 現場では、このまま駅に誘導すると危険だと判断されたため、駅への入場が制限され、会場からの退場も制限されました。 訪れた来場客からは不満の声が上がっていました。 【ドイツからの来場客】「入場に2時間かかって、退場で1時間かかっている。ひどい運営だ。前回の万博では20カ所のパビリオンを回れたのに、今回は1カ所だけだ」 【福井からの来場客】「(入場を)12時に予約したのに、入れたのが午後2時。予約した意味がなかった。帰りの電車があるので、入ってすぐに出る感じ」 ■博覧会協会「悪天候で予想より2時間ほど早く帰宅客が動いた」「バスの増便検討」こうした事態に陥ったことについて、博覧会協会は原因について、「悪天候で愉襲うよりも早く帰宅客が動き始めた」と述べ、対策をとると話しました。 【博覧会協会の担当者】「天候が急に悪くなったということで、お客さんが思ったよりも早い時間に帰るという動きが出てきた。シャトルバスの行列が延びたり、夢洲駅の入口のところで混雑が見られた。 天候の急変など突然に変動に交通機関のダイヤは対応できない(会場の夢洲から移動する)シャトルバスの本数が少ない時間に帰宅する人が殺到した。鉄道はなかなか難しいと思うが、バスについては増便をするなど事業者とも工夫する必要がある。また、積極的にパークアンドライド駐車場(会場に近い舞洲などに設けられた駐車場からシャトルバスに乗れる駐車場)を利用してほしい」

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