
【速報】万博会場入口で「爆弾あるんや」と話し 約30分間 客の避難余儀なくさせたか 男を逮捕04月15日 08:59
14日、大阪市此花区・夢洲で開かれている「大阪・関西万博」の会場西ゲートで、「爆弾あるんや」という趣旨の話をして、 客の避難余儀なくさせ業務を妨害した疑いで男が逮捕されました。 威力業務妨害の疑いで逮捕されたのは、高槻市の無職・野口遵容疑者(80)です。 警察によると、野口容疑者は14日午前11時10分ごろ、会場の西ゲートの手荷物検査係の警備員が手荷物検査の協力を要請したところ、「お前らは誰や、どこの会社や」などと話し、止まらずに通過しようとしました。 警備員が再度検査を依頼すると、野口容疑者は自身のリュックサックを足元に投げ捨てたうえで、「リュックサックの中に爆弾あるんや」などと話し、警備員らに入場客の避難をさせるなど、業務を妨害した疑いがもたれています。 かけつけた警察が野口容疑者の所持品を検査したところ危険物は確認されませんでした。 情報を受けた危機管理センターは、現場の避難誘導と規制を指示し、ゲート付近にいた入場者およそ200人とスタッフは、安全が確保されるまでのおよそ30分間避難していました。 野口容疑者は調べに対し、「私のしたことに間違いはないが、運営を邪魔するつもりはなかった」と一部否認しています。 また、動機については「楽しみにしていた万博にテンションがあがった。遊び半分の気持ちで言った」などと話しているということです。