2025年の大阪・関西万博の目玉のひとつ・「空飛ぶクルマ」の試験飛行の見学会が大阪で開かれました。
ドイツ企業の「ボロコプター」は、日本航空と組み、2025年の大阪・関西万博で「空飛ぶクルマ」を運航する事業者に選ばれています。 万博の会場では来場客の輸送ではなく、遊覧としての使用を想定しているということです。
13日、大阪市此花区のヘリポートで地元の高校生などおよそ250人が見守る中、「ボロコプター」の試験機が、兵庫県尼崎市の上空まで、およそ7分間飛び、無事着陸しました。
【パイロット ポール・ストーン】「大阪の美しい景色を見ることができました。 この機体はきっと、この環境で繁栄するでしょう」
【ボロコプター社CCO クリスチャン・バウアー】「(大阪・関西万博について)ポジティブなニュースばかりではないということは聞いています。チャレンジはつきものです。ボロコプターでもチャレンジはありましたが、それを乗り越えてきました。私たちそして大阪や兵庫の皆さんも、万博の成功に向け助け合わなければなりません」
万博ではほかにも、「丸紅」や「スカイドライブ」、「ANAホールディングス」が「空飛ぶクルマ」の運航を予定しています。