京都大学iPS細胞研究所を支援しようと、難病患者の男性と高校生たちが募金活動を行いました。 14日の朝、明石市内の高校で登校時に行われた、京都大学iPS細胞研究所を支援する募金活動。高校生と一緒に募金を呼びかけたのは、明石市に住む山本育海さん(26)です。
育海さんは、遺伝子の異常で全身の筋肉などに骨ができる「FOP」の患者で、これまで難病と闘いながら、iPS細胞を使った治療法の研究に協力してきました。
8年前から、育海さんの思いに共感した高校生による「193募金」が始まり、ことしも育海さんの誕生日である12月14日を中心に、兵庫と大阪の14の高校で実施されます。
【明石城西高校の生徒】「募金とかを通じて支援して、難病研究に、少しでも力になれたらいいなと思います」
【山本育海さん】「継続して応援していただけることは本当にありがたいこと。1日でも早く治療薬、治療法が見つかってほしいなと思っています」
集まった募金は全額、iPS細胞研究所に寄付されます。
(関西テレビ「newsランナー」 2023年12月14日放送)