去年の兵庫県知事選でのSNS運用を巡り、公職選挙法違反の疑いで知事とPR会社が刑事告発されたPR会社の関係先などに、兵庫県警と神戸地検が捜索に入ったことがわかりました。
これについて、兵庫県の斎藤知事は先ほど=7日午後1時15分ごろから取材に応じ、「公職選挙法等に違反するということはないという認識には変わりはありません」と発言しました。
■「捜査関係お答えすることは差し控えたい」
斎藤知事の主な発言です。
【記者】「捜査への協力要請なんですけれども、知事ご自身の捜査の状況、例えば聴取を受けたとかですとか、提出書類を何か提出されたとか、いかがでしょうか?」
【斎藤知事】「捜査の関係については、私の方からちょっと詳細なコメントは、捜査関係のことに関することですので、お答えすることは差し控えたいというふうに思いますけども、弁護士さんと相談しながら必要な対応についてはしっかりやっていくということでございます」
■「捜査にはしっかり全面的に協力していくということには変わりはありません」
【斎藤知事】「報道で私もそう(捜索が入ったこと)承知をいたしました。この件につきましては、これまでご説明してる通り、代理人を通じて対応しています。捜査に対してもしっかり協力をしていくというふうに考えておりますし、私としては公職選挙法等に違反するということはないという認識には変わりはありませんが、引き続き捜査に対して要請があれば、しっかり協力していくというふうに考えています」
【記者】「公職選挙法違反ではないという認識に変わりはないということなんですけども、今回家宅捜索ということで、一定容疑が捜査機関としては良いがあるということで家宅捜索。そこに対してどう反論される?」
【斎藤知事】「私としては認識に変わりはありませんので、告発というものがされている中で、警察や県警が受理して必要な捜査や対応されてるというふうに受けとめてはいます。私としては、先ほど来、申し上げてます通り、この件については代理人としっかり相談しながら、捜査にはしっかり全面的に協力していくということには変わりはありません」
■「『文書問題』が刑事事件の疑いもたれるまでに発展」質問に「今回の件については選挙に関してのことだとは思います」
【記者】「一連のこの『文書問題』が刑事事件の疑いがもたれるところにまで発展しましてしまったというところもあると思うが?」
【斎藤知事】「今回の件については『文書問題』というか、選挙に関してのことだとは思います。県民の皆様に結果としてご心配を抱かしているということについては、申し訳ないというふうには思っていますけども、私としては、先ほど来申し上げてます通り、公職選挙法等に違反するということはしてないという認識ではあります。しっかり捜査への協力をやっていくということをこれからもやっていきたいと思います」