兵庫県は、深刻化しているインターネット上の誹謗中傷対策のため、補正予算案に1000万円を盛り込みました。
兵庫県では知事選をめぐり、SNSで知事や県議への誹謗中傷が相次ぎ、県議の1人は辞職し、その後、死亡しました。
兵庫県の斎藤知事は10日、インターネット上での人権侵害を防ぐための条例の検討や、被害者支援のための相談窓口を拡充する費用などとして1000万円を盛り込んだ補正予算案を示しました。
【兵庫県・斎藤元彦知事】「他府県の取り組みも参考にしながらどういった対応ができるのか検討していく必要がある」
県は今後、有識者会議で検討するなどしてことし6月に始まる議会での条例制定を目指します。