維新兵庫県議のNHK党・立花党首への「情報提供」問題 日本維新の会・岩谷幹事長が謝罪「増山県議ルール軽視した極めて不適切な行動と認識」「岸口県議は百条委副委員長としての自覚に欠けた行動あった」 2025年02月27日
斎藤兵庫県知事の疑惑について調査する百条委員会を巡り、兵庫県議会の「維新の会」に所属する県議が非公開の証人尋問の録音データを提供していた問題などについて、日本維新の会の岩谷良平幹事長は23日午後7時半から開いた記者会見で、謝罪しました。
■NHK党・立花党首に 増山県議「非公開録音データ提供」 岸口県議「『黒幕は県議』文書提供の場に同席」
斎藤知事の疑惑について調べる百条委員会の委員でもあり、兵庫県議会の「維新の会」に所属する増山誠議員は、「非公開」とすることが決まっていた証人尋問の録音データをNHK党の立花党首に提供していました。
増山議員は、20日に百条委員会の委員を辞職し、23日、日本維新の会に対して離党届を提出したと明かしていました。
また、同じく維新所属で百条委の副委員長だった岸口実議員は、立花代表に「県議(辞職後死亡した竹内県議)が黒幕」という内容の文書が渡された場に同席していました。 岸口県議も百条委員会の委員を辞職しています。
これらについて、日本維新の会の岩谷良平幹事長は次のように述べて、謝罪しました。
【日本維新の会・岩谷幹事長】「わが党の県会議員にさまざまな報道がなされております。まず増山県議に関しまして、ルールを軽視した極めて不適切な行動があったと認識をしております。そして岸口県議に関しましては、百条委員会副委員長としての自覚に欠けた行動があったというように認識を致しております。 日本維新の会として、これらのことに関しまして、心から深くお詫びを申し上げたいと思います。申し訳ございませんでした」