斎藤知事に対する告発調査の「百条委員会・報告書」受け 日本維新の会・横山英幸副代表「議会が不信任案を提出し知事は議会を解散すべき」 2025年03月06日
兵庫県の斎藤知事に対する告発について調査していた、県議会の百条委員会が「パワハラ行為といっても過言ではない」、「告発は公益通報に当たる可能性。対応は法に違反する可能性高い」などとする報告書をまとめたことについて、日本維新の会の横山英幸副代表が「議会が不信任を提出し、知事は議会を解散すべき」と話しました。
■「今度は知事は議会を解散するべき」「知事は1回選挙の信を得たわけですから、今度は議会が信を得る」
維新の横山副代表は5日正午ごろの取材で、斎藤知事を巡る百条委員会の報告書の受け止めについて聞かれ、次のように述べました。
【維新 横山副代表】「兵庫県議会が今後どうするかですよね。(報告書に)厳しい指摘もある中で、議会で何もなかったかのように接するのか。もう一度(県議会は)不信任(決議案)を提出して、今度は知事は議会を解散するべきだと思いますね。『不信任』提出したら、それは議会も区切りとして、知事は1回選挙の信を得たわけですから、今度は議会が信を得る」
■百条委員会は「パワハラ行為と言っても過言ではない言動があった」など報告書まとめ了承
兵庫県議会の百条委員会は4日、報告書をまとめ、告発された斎藤知事のパワハラ疑惑については「パワハラ行為と言っても過言ではない言動があった」と評価したほか、告発は「外部公益通報の可能性高い」とし、県の対応について、「法に違反する可能性が高い」と盛り込んでいました。 この報告書は5日の兵庫県議会の本会議で了承されています。