さあ万博まで残り1カ月。
今まさに開幕に向けた工事が佳境を迎える現地から、谷元アナウンサーが伝えます。
■世界最大の木造建築としてギネスにも認定された大屋根リング
【谷元星奈アナウンサー】「大屋根リングの内側に海外のパビリオンが並んでいるんですが、意外と(パビリオン同士の)間隔が狭いことがわかります。2週間前にも会場に来たんですが、建設中のパビリオンに布が被さっていたのが剥がれて、あらわになっているものもあり、着々と工事が進んでいることを体感しました。
さあ上空からの映像をご覧いただきましょう。大屋根リングは一周2キロ、高さは20m。世界最大の木造建築としてギネスにも認定されました。一周するのに歩いて30分かかり、歩くだけでもいい運動になりそうです。夏は帽子が必須だと思います」
■谷元アナ オーストラリアパビリオンの抽選に当選
【谷元星奈アナウンサー】「皆さんに見ていただきたいものがあるのですが、私、万博の期間中、何度でも入場できる『通期パス』をプライベートで購入してみました。
3万円とお高かったですが、奮発しました。実は抽選に当たって予約できたパビリオンがあり、今ちょうど目の前にいるんですが、そのパビリオンがオーストラリアパビリオンです。
地上からの映像もご覧ください。シンボルはユーカリの花から着想を得ています。色や形がさまざまなユーカリは、多様性豊かでダイナミックなオーストラリアの人々の象徴だということです。実際にユーカリの木も植えられているんですよ。
館内はカンガルーやコアラの声が聞こえてきて、オーストラリアを旅しているような感覚になれるパビリオンです。他にも続々と完成に向けて工事が進められていて、オーストラリアの隣はインドネシアのパビリオンです。秦さんこのパビリオン、何の形かわかりますか? 」
【秦令欧奈アナウンサー】「何だろう?ギターとかですか? 」
【谷元星奈アナウンサー】「全然違います。インドネシアは島国だから、船をイメージして、絶えず成長、障害を乗り越えて、前向きに進んでいくという思いが込められたパビリオンなんです。ぜひ来てみてくださいね」
■1970年の大阪万博で注目を集めた人間洗濯機 今回は『未来人間洗濯機』が設置
【谷元星奈アナウンサー】「もう一つ注目しているパビリオンがあり、それは大阪ヘルスケアパビリオンです。山脈のようになっているパビリオンです。外観は完成ということなんです。大阪ヘルスケアパビリオンでは、『未来人間洗濯機』が設置されるんです。人間洗濯機といえば1970年の大阪万博で注目を集めました。菊池先生、1970年の万博行かれました? 」
【菊地幸夫弁護士】「僕は行きました」
【谷元星奈アナウンサー】「洗濯機ご覧になりました? 」
【菊地幸夫弁護士】「見なかったんですけど、でもその頃はもう超有名でした」
【谷元星奈アナウンサー】「今回の万博では未来人間洗濯機が設置されるので、楽しみにしてください。大阪の『サイエンス』という会社が開発した進化バージョンが設置されます。
毛穴の奥まで届く泡の技術で、全身の汚れを落としてくれる、心拍を計測して状態がわかる、リラックスできる未来人間洗濯機ということなんです。
入浴体験も予約できるんですが、実は私これも予約しました。水着持参って書いてあったので、しっかり持ってやってみようかなと思っています。
体も心も洗ってくれる洗濯機ということで、私のちょっと薄汚れた心もしっかり洗ってもらおうと思います」
【竹上萌奈アナウンサー】「私なんかもうドブみたいなので」
【谷元星奈アナウンサー】「竹上さんそんなこと言わないでください。一緒に入りましょう」
■大屋根リングから見える夕日は?
【谷元星奈アナウンサー】「さあ実は、北東エリアの方にぐるっと移動してきたんです。ここは夕日がよく見える場所です。2週間前に中継をした時は曇天で見えなかったんですが、今日は見えるのか見えないのか、カメラさんお願いします。
見えません!厚い雲に覆われて見えません。地上からもカメラを用意していますが、夕日は見えません。全く見えないということで、晴れた日の映像をご覧ください。さっきまでは晴れていたんですけど、中継の時間になってどんどん雲行きがおかしくなってしまいました。
ここに来ると空がすごく近く感じますので、夕日を実際に見ると、大変美しいと思います。開幕した後、晴れの日の夕方にぜひ遊びに来ていただければと思います。以上万博会場の夢洲からお届けしました」
(関西テレビ「newsランナー」2025年3月13日放送)