開幕まで20日を切った、大阪・関西万博。
27日、新たにオープンしたのは、お化けに変身して、未来のエネルギーについて学べるパビリオンです。
■XRゴーグルでお化けに変身 未来の都市ガスについて学ぶ
27日、開館したのは、日本ガス協会の「ガスパビリオン」。
その目玉は「お化け」です。
「ガスパビリオン」では、お化けの「ミッチー」と一緒に、「e-メタンガス」と呼ばれる、地球温暖化の原因となる二酸化炭素と水素から作られる、未来の都市ガスについて学ぶことができます。
さらに、XRゴーグルを装着すると…。
【記者リポート】「目の前にお化けがたくさんいます。僕の手も透けています」
参加者もお化けに変身して、未来に向かって「化ける」体験ができるんです。
【ガスパビリオン 金澤成子館長】「子供たちが、環境や未来にエネルギーについて考え、より良い未来に向けて1歩踏み出す、『化ける』きっかけを提供させていただきたい」
■宮田裕章プロデュース“静けさの森”の中の屋外パビリオン
また、森の中に幻想的なアートが広がるパビリオンも公開されました。
【記者リポート】「このパビリオンは、会場の中央にある“静けさの森”の中にあり、完全に屋外となっています」
宮田裕章プロデューサーのパビリオン「Better Co-Being」。
宮田プロデューサーは、データサイエンスや医学が専門の大学教授で、あえて壁や屋根のないパビリオンを造ることで、参加者と自然が“共鳴”する新たな未来を表現しています。
【記者リポート】「何本もの赤い糸が、上からつるされているアートなんですが、中に入ってみると、様々な言語の文字が見えます」
このほか、人工の雨と自然光がさまざまな色を織りなすクリスタルの展示も。
【宮田裕章プロデューサー】「未来に共に向かうあり方、志を一緒に感じることができればと」
(関西テレビ「newsランナー」2025年3月27日放送)